■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一16章22節(詩篇60篇)

★『主を愛さない者はだれでも、のろわれよ。主よ、来てください。』

■O:今日のコラム
とても刺激的な文でパウロの挨拶が書かれています。この『主よ、来てください』と訳されている言葉が、有名な『マラナタ』です。ここ一箇所しか使われていない言葉です。この言葉は、再臨の主を待ち望む告白です。
そして、その前の部分が主の再臨を待ち望む者の姿勢をとても短くまとめているのです。それは『主を愛さない者は、呪われよ』です。「誰でも」という語は、「何でも」とも訳せます。パウロはいたずらに呪いを宣言するような人物ではありません。ローマ書において、『祝福するべきであって、呪ってはいけません』と書いたのはパウロです。
「呪われよ」とは、「十字架にかけられよ」という意味であると言えます。『木にかけられる者は、すべて呪われた者である』とありますから。
これは、誰か不信仰なクリスチャンに当てはめるものではなく、自分に当てはめるべきものです。自分の中の主を愛さない部分は何でも十字架に打ち付けられ、死に渡されるべきなのです。それを心から願う姿勢が、マラナタなのです。

■A:考えてみよう
自分の肉や情欲、むさぼりをキリストの血の力によって、十字架に打ち付け、死に渡し続けましょう!

『キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、さまざまの情欲や欲望とともに、十字架につけてしまったのです。』(ガラテヤ5:24)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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