■S:今日の聖書の言葉

ローマ人への手紙7章11節(申命記23章)

★「それは、戒めによって機会を捕らえた罪が私を欺き、戒めによって私を殺したからです。

■O:今日のコラム
神とのへだたりになってしまう罪から私たちを守るために、神が、養育係として律法を私たちに与えて下さいました。(ガラテヤ3:24)
それによって、人は、何が神にとって善であり悪であるかを知るようになりました。また、何が神に喜ばれるものであり、何を神が忌み嫌われるのかを知るようになりました。

ある人が「『非常時以外には押さないで下さい』と書いてある非常ベルをみるとなんだか押したくなる」と言うのを聞いたことがありますが、人は「掟」と言う柵が張られると、余計に興味が湧いてしまう弱さがあります。人はそのような弱さをもち、律法のゆえに、かえって罪に惹かれました。その弱さをついてサタンは人を騙し、ついに人は罪によって神から離れてしまったのです。

「なぜなら、罪は戒めから[得る刺激材料により]おりを得て私をつかまえてしまって、私を欺き〈わなにかけ、だまし〉それ[律法]を[武器として]用いて私を殺しました。」(ローマ7:11 詳約聖書)

まさに、アダムとイブが善悪の知識の木の実を食べてしまった時に、サタンがそそのかした手口です。

パウロは言っています。

「私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行っているからです。」(ロマ7:15)

私たちは、律法によって何が神に喜ばれるか、何が主を悲しませるものかを知り、主を喜ばせたいと心で願うのに、肉の性質のゆえに、その反対(罪)へと行動がうつってしまいます。

また、パウロはこうも言っています。

「すなわち、私は、内なる人としては、神の律法を喜んでいるのに、私のからだの中には異なった律法があって、それが私の心の律法に対して戦いをいどみ、私を、からだの中にある罪の律法のとりこにしているのを見いだすのです。」(ロマ7:22,23)

このようにして、肉の弱さをもつ私たちは律法によっては、自分の義を貫くことが出来ず、神に近づくどころか、逆に律法の呪いのもとに閉じ込められてしまいました。

「というのは、律法の行いによる人々はすべて、のろいのもとにあるからです。こう書いてあります。『律法の書に書いてある、すべてのことを堅く守って実行しなければ、だれでもみな、のろわれる。』」(ガラテヤ3:10)

けれども、人がどんなに頑張っても抜け出ることの出来なかった呪いから、主は、御子の十字架の血潮によって、贖い出してくださったのです!
ハレルヤ!

私たちは皆、自分の肉の力では義となることが出来ないのを知っています。だからこそ、イエス様の十字架の御業、血潮の力を、御言葉もって宣言していくのです。「イエス様の血潮はすべての呪いから私を贖いました!」と。

また、先程も記述しましたが、パウロは、「自分の内なる人に対して、体の中の異なった律法(つまり肉の性質)が戦いを挑んでいる」と言っています。神の善を行いたい、神を喜ばせたい、という内なる人を強めることを通して、私たちは自分の中の悪なる肉の性質に対して、打ち勝つことができるでしょう。

ですから、私たちはますます自分の内なる人に向かって、イエス・キリストの血潮の力を宣言し、みことばをもって自分に宣言(預言)することに励んでいきたいと願います。

「かえってあなたの神、主は、あなたのために、のろいを祝福に変えられた。あなたの神、主は、あなたを愛しておられるからである。」(申命記23:5b)

すべての呪いから私たちを贖い、さらに呪いを祝福に変えて下さった主の御名を褒め称えます!!!

■A:考えてみよう
最後にもう一度、信仰をもって宣言しましょう。
ガラテヤ3:13

「キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、『木にかけられる者はすべてのろわれたものである』と書いてあるからです。」

イエス様の血潮はすべての呪いから私を贖いました!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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