■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙1章16〜17節

★私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。

■O:今日のコラム
ローマ人への手紙は、私達が福音の奥義をより深く悟る為の重要な書簡です。パウロはこの書簡であらゆる方面から福音の真理を解き明かし、異邦人の救いからイスラエルの回復が成る事、また福音を受けた者達の具体的な生き方を記しています。継続的にローマ書を読む時、私達は御国の視野を持つ様になり、奴隷の霊から解放され、神の子ども、天の御国の相続者としての身分を悟るようになります。

ローマ人への手紙1章においてパウロは、異邦人とユダヤ人に区別無く、福音は信じる者にとって救いを得させる神の力だと言っています。1コリント1章18節には

「十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。」

とも記されています。私達は頭や概念で福音を理解するだけにとどまらず、聖書に約束されている福音の奥義を飢え渇いて探り求め、福音の中に働く神の力をますます体験しようではありませんか。主イエスの福音を通して私達の全領域に対する贖いの力が働き、福音に基づく実を人生で結ぶ様になります。

さらに、「福音のうちには神の義が啓示されている」とも記されています。自分自身の義に生きるなら必ず矛盾が生じます。「聖くなりたい。けれどもどうしても自分の力では聖くなれない。」と言う葛藤を経験するのです。私達が自分の義を放棄し、神の義を求める時に、真の聖さが私達の人生に実を結ぶのです。

「すなわち、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、それはすべての信じる人に与えられ、何の差別もありません。すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。」(ローマ3:22〜24)

信仰により私達は「神の義」を受ける恵みに与りますが、その神の義を私達が知れば知るほど、信仰からさらに信仰へと進んで行くのです。

「義人は信仰により生きる。」とも書かれていますが、この「信仰」という言葉はギリシャ語で「ピスティス」です。これは「忠実」と言う言葉の「ピストス」と同じ語源から出て来ています。

つまり「忠実な義人は生きる。」とも言い換える事が出来ます。私達は福音に生きる為に何に「忠実」になる必要があるのでしょうか?それは主イエスが十字架で成し遂げて下さった贖いの上に忠実に身を置く事です。この信仰により私達は救いを得るのです。

■A:考えてみよう
日々、十字架を見上げ、主イエスの血潮を告白して歩みましょう。その莫大な恵みの真実さを知れば知るほど、「主イエスの十字架以外に誇るものは何もない。」と、主イエスに対する信仰がますます強まって行きます。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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