■S:今日の聖書の言葉
マルコの福音書15章38節
★神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
■O:今日のコラム
本日の箇所はイエス様の十字架の場面です。
神の贖いの計画が成就した瞬間が記されている素晴らしい箇所です。
私たちの努力によっては決して神に近づくことはできません。
昔のモーセの幕屋や、神殿において聖所と至聖所の間に分厚い幕がありました。
人間はこの幕を越えて自由に神様の臨在の中にはいることは出来ません。
なぜなら、罪がある状態で神の臨在の中に入るならば、私たち人間は神様の臨在に触れるときに死んでしまうからです。
もし、私たちの中に罪がなければ、この分厚い幕を通り抜けて自由に神の臨在の中に入ることができます。
イエス様の十字架の御業はまさにこの分厚い幕を取り除く為のものでした。
神の子なるイエスの血潮は完全です。この血潮によって私たちの罪はきよめられ、
大胆に神様の臨在の中に入ることができるのです。
今日の箇所で興味深いのは、幕の裂け方が上から下まで裂けたと記述されていることです。
当時の神殿の幕は横が約20メートル、高さ約9メートル、厚さが10〜20センチとかなり大きなものでした。
幕は分厚く、大変丈夫なものでした。簡単に人間の手で裂ける代物ではありません。
イエスの十字架の贖いが完了したので、もはや神と人間を隔てる一切の壁が取り払われたことを現すために
神様が自らその幕を上から下まで真っ二つに裂いたのです。
本当に素晴らしいことです。
このときから恵みの時代は始まりました。
私たちクリスチャンは大胆に天の父を礼拝することができます。
自由に祈り、賛美することができます。いつでも、どこででも主の臨在に入ることができます。
なんという恵みの時代に生かされていることでしょう。
今日の箇所を覚えて、改めて主の成された御業に感謝し、今の時代を歩んでいきたいものです。
■A:考えてみよう
主の成された御業がどれほど大きなものか、
今一度思い巡らしてみましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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