■S:今日の聖書の言葉
申命記11章19節、マルコ11章21節

★それをあなたがたの子どもたちに教えなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、それを唱えるように。

★ペテロは思い出して、イエスに言った。「先生。ご覧なさい。あなたののろわれたいちじくの木が枯れました。

■O:今日のコラム
この「イエス様が呪ったいちじく」の話についてはいろんな解釈を聞いたことがありますが、今日は、単純に、書いてある通りに、考えてみましょう。

つまり、
イエス様は弟子たちにこのことを教えたかった、という解釈です:

『仮に、「自分がお腹が空いてて、イチジクが食べたいと思った時に、季節はずれのいちじくが実をならしていなかった」という理不尽とも思える理由で、「今後いつまでも、だれも、お前の実を食べることがないように」と無茶苦茶な願いにも思える祈りをしたとしても、もし、「祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じれば、そのとおりにな」る、という、信仰による祈りと、その力についてのレッスンです。

このマルコの福音書を書いたマルコは、ペテロの弟子で、ペテロから聞いたことを書いたとも言われています。そうだとしたら、ペテロが、この一件を、福音書に記録として残したかったととれるでしょう。ペテロにとっても、あのイエス様が、この状況で、いちじくを呪ってその通りになったことは、とっても印象的な出来事だったのだと思います。
そして、おそらく、ペテロは、生涯、この「信仰」と「祈り」とその「力」についての学びを忘れなかったこどでしょう。

今日は、旧約聖書の聖句も、有名な箇所で、「主を愛し、愛するがゆえに、主の戒めと、おきてと、定めと、命令とを守る」という生き方を、「家にいるときも、通りにいるときも、どこにいても、何をしていても、朝起きたときから、夜寝るときまで、いつでもどこでも」「あなたの子供たちに教えなさい」という主の言葉です。

どうでしょう?
イエス様は独身ではありましたが、弟子たちを「自分の子供たち」として可愛がって、そして、この申命記の戒めを、そのまま実行して、いつでも、どこでも、何をしていても、主を愛すること、主を信じること、主を恐れることを教えておられたのではないでしょうか。

会堂や、山の上でも、もちろん多くのことを教えられたでしょう。しかし、それ以上に、弟子たちと、ご飯を食べながら、歩きながら、オリーブ山で夜を明かしながら、舟で湖を渡りながら、ミニストリーをしながら、イエス様は、神様を本当に愛するとはどういうことかを、一つ一つ教えられたと思います。

私たちにも、弟子に当たるような人たちはいるでしょうか?
神様のことを教えたい、子供たちや、家族、セルメンバーはいるでしょうか?

神様の御言葉を教える一つのよい方法は、その人と昼も夜も時間を共にして、日々の生活の中で、一緒にいろいろなことを経験し、ひとつひとつの出来事について、聖書はなんと教えているか、神様はどのように対応されるのかを、見せたり、説明したりすることではないでしょうか。

1ヨハネ1:1
 「初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて」

イエス様は、ペテロやヨハネや他の弟子たちと、毎日生活をともにし、彼らを自分の子どもとして、愛し、教え、育てました。ヨハネはイエス様が、自分を子どものように愛して下さっていることを感じました。それは「聞いて、目で見て、じっと見て、手でさわった。」という関係でした。

ヨハネは、自分の弟子たち、自分の弟子の弟子たちを、私の子供たちと呼びました。
ヨハネの人生の主、神、王、友であるイエス様が、「わたしが愛したように、愛し合いなさい」と言われました。それで、ヨハネは、イエス様が自分にしてくださったように、弟子たちと時間を過ごしたのだと思います。

3ヨハネ1:4
「私の子どもたちが真理に歩んでいることを聞くことほど、私にとって大きな喜びはありません。」

3ヨハネ1:13-14
「あなたに書き送りたいことがたくさんありましたが、筆と墨でしたくはありません。間もなくあなたに会いたいと思います。そして顔を合わせて話し合いましょう。」

ヨハネ13:34
「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」

ヨハネ15:12
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」

■A:考えてみよう
昨日は、生活の中で、聖霊様を通して、イエス様は私に何を教えてくださっただろう?
今日、多くの時間を一緒に過ごす人はだれだろう?その人にどうやってイエス様の愛を表せるだろう?
あるいは、今日、あえて、時間をとって、愛をあらわすため、神様を伝えるために、生活をともにすべき人はだれだろう?

■P:祈り
生けるまことの神様
御言葉を通して、聖霊を通して、イエス様の私に対する心を表してくださってありがとうございます。
日々の生活の中で、あなたが教えてくださっていることを悟る事が出来るように、知恵と啓示の御霊よ、さらに私を満たし導いてください。
私が時間を過ごして、イエス様の愛を伝えるべき人に導いてください。
その人に、イエス様がしてくださったように、愛を表すことができますように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン

【 とも子 】

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