■S:今日の聖書の言葉
申命記8章3、18a節
★それで主は、あなたを苦しめ、飢えさせて、あなたも知らず、あなたの先祖たちも知らなかったマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる、ということを、あなたにわからせるためであった。
あなたの神、主を心に据えなさい。
マルコ8章38節
★このような姦淫と罪の時代にあって、わたしとわたしのことばを恥じるような者なら、人の子も、父の栄光を帯びて聖なる御使いたちとともに来るときには、そのような人のことを恥じます。
■O:今日のコラム
イスラエルの民は、出エジプトをするとき、エジプトでの奴隷生活が終わり、すぐにある土地で平和に満ちた生活ができると心高まったでしょう。
でも、どうでしょう?
イスラエルの民は40年間、燃える蛇やさそりのいる荒野、水のない、かわききった地にいました。これは、もしかすると、エジプトの奴隷時代よりもつらい飢えと渇きを経験したのではないでしょうか。イスラエルの民は落胆したと思います。奴隷から解放されるって言ってたのに、奴隷でいた時よりもひどい環境にところにいることを。
神様なら、イスラエルの民を一瞬で出エジプトさせ、解放させることできました。しかし、今日の箇所、申命記8章全体を読むと、イスラエルの民を荒野にいて、苦しませて、飢えさせるのは、神様の意思だったことが分かります。
「あなたがその命令を守るかどうか、あなたの心のうちにあるものを知るためであった。」(2b)
エジプトの奴隷時代よりもつらい、飢えを経験させ、その中で、彼らの心を試されました。食物を作ろうとしても、作ることができない場所、水一滴もない場所、そのような場所にてどのようにサバイバルするのでしょうか?
神様に依り頼む。
これです。神様は、これをイスラエルの民に学んでもらいたかったのです。
だから、彼らに命令、戒めを与え、それを守り行い、「人はパンだけで生きるのではない、人は主の口から出るすべてのもので生きる」ことを、彼らが知るためだったのです。
主の口から、この地が創造された。主の口のことばによって、人間が生きた。それと同じように、主は、イスラエルの民が荒野にいたとき、絶えず、主はみことばを発していました。もし主が、「マナよ、ふれ」と言わなかったら、この民は40年、何も口にせず生きられたでしょうか?もし、主が、うずらに対して、「うずらよ、飛んでこい」と」言われなかったら、うずらはイスラエルの民の上に飛んでくることがあったでしょうか?
皆さん、荒野で40年間も過ごすことになると知らずに、40年間、荒野に生きてみてください。
イスラエルの民が生き延びたの、神業ですよね。
そこで彼らがサバイバルできた理由。主と主のことばです。それだけです。
■A:考えてみよう
私たちも今、荒野にいます。私たちの約束の地、それは、主が与えてくださる天の御国です。イエス様は、そこに、私たちが住める家を準備してくださっていると言っています。けど、そこに入るまで、私たちは何年この荒野を旅しなければいけないか、わかりません。イスラエルの民もわからず、結局40年間だったんです。しかし、神様はこの荒野での私たちの生活、そして心を見ておられます。この荒野で私たちを試し、私たちが主に依り頼むことを学んでもらうためです。
また、今、私たちが生きている荒野は、今日のもう一つの箇所にで、イエス様が言われたように「姦淫と罪の時代」です。その中で、私たちは、どのように生きていくのでしょうか?主と主のことばによってです。私たち、日々、この試練を喜んで受けていきましょうよ!主を私たちの心に据えて、主のことばによって、日々生きていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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