■S:今日の聖書の言葉
申命記6章4節〜13節
★聞きなさい。イスラエル。主は私たちの神。主はただひとりである。心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の門柱と門に書きしるしなさい。
あなたの神、主が、あなたの先祖、アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地にあなたを導き入れ、あなたが建てなかった、大きくて、すばらしい町々、あなたが満たさなかった、すべての良い物が満ちた家々、あなたが掘らなかった掘り井戸、あなたが植えなかったぶどう畑とオリーブ畑、これらをあなたに与え、あなたが食べて、満ち足りるとき、あなたは気をつけて、あなたをエジプトの地、奴隷の家から連れ出された主を忘れないようにしなさい。あなたの神、主を恐れなければならない。主に仕えなければならない。御名によって誓わなければならない。
■O:今日のコラム
ここは、有名な『シェマ』とも呼ばれる、第一の戒めが記されています。その後の箇所を知っているでしょうか?私も『こんなだったのか』と目が開かれた思いがしました。
ここには、神の民が勝利し、占領し、多くの物を戦利品として、分捕り物として獲得した状況が描かれています。その時にこそこの揺さぶりがやってきます。それは勝利によって獲得する物に渇いているのか?主ご自身に飢え渇いているのか?という事です。
勝利する者は、富や譽れも得ていくでしょう。力も知識も得ていくでしょう。そんな時、自分が何を求めていたのかがハッキリしていくのです。勝利によって得る物をまだ得ていないうちは、自分が戦利品を求めているのか、主ご自身を求めているのかが曖昧になってしまうのです。しかし、隠れているものは、必ず明らかになる時が来るのです。これはラオデキアの教会にもたらされた事と同じです。彼らも物質的には豊かだ、と言って主に対して生ぬるくなってしまったのです。
私たちが、前進していく時に覚えなければならないのは、今まで主がご好意を、みわざをなしてくださって、神の力によって支えてくださった、救いと解放を与え続けてこられた事を覚える事です。それならば、これからはますますその様である事を信じる事です。神の愛と好意が私を追いかけてきている事を悟る事です
だから、ここでも、『エジプトから連れ出した主』である事を忘れないように促しているのです。主のしてくださった良い事を何一つ忘れるな、です。そうする時にシェマ、神の愛の中に生き、神を愛し続ける事が成し遂げられていく事を信じます。
■A:考えてみよう
特に安息日に主のご好意を覚える時間を持とう!主の麗しさを仰ぎ見、思いにふける時間を持とう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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