■S:今日の聖書の言葉
詩篇31篇19~20節
★ あなたのいつくしみは、なんと大きいことでしょう。あなたはそれを、あなたを恐れる者のためにたくわえ、あなたに身を避ける者のために人の子の前で、それを備えられました。あなたは彼らを人のそしりから、あなたのおられるひそかな所にかくまい、舌の争いから、隠れ場に隠されます。
詩篇32篇6~7節
★ それゆえ、聖徒は、みな、あなたに祈ります。あなたにお会いできる間に。まことに、大水の濁流も、彼の所に届きません。あなたは私の隠れ場。あなたは苦しみから私を守り、救いの歓声で、私を取り囲まれます。
■O:今日のコラム
しゃろーむ!5月31日の朝です。今日一日も、主に祈っていきましょう。自分の苦しみを御前に注ぎ出していきましょう。主が僕らの隠れ場だからです。主のいつくしみは大きいからです。僕らは、救いの歓声で、取り囲まれるのです。
日々の生活の中で、自分の苦しみを主の御前に注ぎ出すことは大切なことです。そうでなければ、僕らは、人に不満をぶつけてしまいます。
「たきぎがなければ火が消えるように、陰口をたたく者がなければ争いはやむ。おき火に炭を、火にたきぎをくべるように、争い好きな人は争いをかき立てる。陰口をたたく者のことばは、おいしい食べ物のようだ。腹の奥に下っていく。」(箴言26章20~22節)
僕らが、言っている陰口は、自分の義に立つことだと思います。正論を言っている時もあるでしょう。でも、僕らは、いつでも神様の御国とその義とを第一に求めていくことができます。主の御前に苦しみを注ぎ出していく時、自分のいる場所に、主の御国とその義があることを求めていくことができます。自分の義ではなく、誰かの義でもなく、神様の義が、僕らには必要です。
自分の義に立つとき、不満や陰口が出てきます。主は、僕らを、その舌の争いから、隠れ場に隠されます。陰口は僕らの腹の奥に下っていきます。腹の奥は、「胎」とも訳されている言葉です。命の産まれる場所です。人を生かす言葉ではなく、陰口が腹の奥に下っていくのです。
しかし、主の御言葉は僕らを生かします。
「これこそ悩みのときの私の慰め。まことに、みことばは私を生かします。」(詩篇119篇50節)
「わたしを信じる者は、聖書の言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」(ヨハネの福音書7章38節)
イエス様は、十字架の上で、僕らが受けるべき悪口を全て引き受けてくださいました。栄光と誉れを受けるにふさわしいお方がののしられ、あざけられました。それは、僕らが、主の隠れ場に隠れることができるためです。そして、主と共に十字架を負い、悪口というたきぎを無くしていくことができるためです。
そしてさらに、僕らは、主の御言葉を土台としていくことができます。僕らは、人に頼るのではなく、天地を創造された全知全能の天のお父さんに頼ることができます。イエス様なしでは無理だと素直に宣言する心貧しい者です。イエス様のために迫害されるならば、この上もない喜びとして踊ることができる者です。敵のために祈ることができる者です。大水の濁流で流されない、イエス様の愛を受け取ることができるのです。主の御国とその義とを第一に求めていきましょう。
■A:考えてみよう
「悪者には心の痛みが多い。しかし、主に信頼する者には、恵みが、その人を取り囲む。正しい者たち。主にあって、喜び、楽しめ。すべて心の直ぐな人たちよ。喜びの声をあげよ。」(詩篇32篇10~11節)
主の御前で、祈りましょう。陰口ではなく、喜びの賛美を主に捧げていきましょう。
「私たちは、舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、神をかたどって造られた人をのろいます。賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。」(ヤコブの手紙3章10~11節)
主は僕らの隠れ場です。隠れ場に行きましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひろみち 】
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