■S:今日の聖書の言葉
民数記4章4節(ヤコブの手紙3章)

★「ケハテ族の会見の天幕での奉仕は、最も聖なるものにかかわることであって次のとおりである。」

■O:今日のコラム
イスラエルの民の宿営のちょうど真ん中に、幕屋があり、その周りを『モーセ、アロンと息子たち』『ケハテ族』『ゲルション族』『メラリ族』が幕屋を囲うようにして宿営し、その周りに12の部族が囲うように宿営しました。

12部族であるイスラエルの民と、主の臨在が住まう幕屋との間に、モーセ、アロンと息子たち、そしてレビ人(ケハテ族、ゲルション族、メラリ族)が配置されました。

それは、何故でしょう。彼らは神の怒りからイスラエルの民を守るために、そこに存在していました。「 レビ人は、あかしの幕屋の回りに宿営しなければならない。怒りがイスラエル人の会衆の上に臨むことがあってはならない。レビ人はあかしの幕屋の任務を果たさなければならない。」(民1:53)

モーセ、アロンと息子たち、またレビ人は、イスラエルの民が主の御怒りに触れることがないように、また、汚れた者が主の圧倒的な聖さに触れて死ぬことがないように、神と人との間を仲介し、神と人とに仕える者たちでした。

そのために、彼らは自分たち自身を他の誰よりも聖い者として保つ責任があり、また民数記4章全体にも記されているように、他の部族にはない特別な働きが課せられていました。

主は私たちの中に、神と人との間をとりなす者を探しておられます。人々が滅びることがないようにと、破れ口を修理するとりなし手を求めておられます。

「わたしがこの国を滅ぼさないように、わたしは、この国のために、わたしの前で石垣を築き、破れ口を修理する者を彼らの間に捜し求めたが、見つからなかった。」(エゼキエル22:30)

私たちが遣わされている場所、家庭、職場、学校、またあらゆる人間関係の中において、私たちはレビ人の働きをするようにと、先駆けて救われたことを思い起こしましょう。

教会の中においても、外においても、神と人との間に入ってとりなす者となりましょう。

祭司たちは、民を代表して、神の御前にいけにえを捧げ、礼拝を捧げました。民の罪のためのいけにえを、祭司たちが引き受けて捧げました。

私たちも、誰かを裁く前に、その人の弱さや罪を背負って代わりに主の御前に祈り、とりなし、礼拝する者となりましょう。

祭司たちは、自分の身をきよいものに保つ責任、祭司としての歩みに特別な責任があり、命懸けでした。

けれどもその分、恵みも大きかったことに注目しましょう。

イスラエルの民は、主の御顔を恐れ、幕屋から遠く離れ、主の臨在から程遠いところに住み、幕屋を遠くから眺めていた(もしかしたら遠すぎて見えない人もいたでしょう)のに比べて、神と人との間でとりなす仲介者、レビ人たちは、主の臨在のすぐ側で暮らし、仕えることが出来たのです!

毎日毎日、それが続くと、私たちはその恵みをついつい忘れてしまいますが、今日、私たちの内にキリストが生きておられること、主の側で生きることが出来る恵みを感謝しましょう!

私たち一人ひとりは、神と人々との間に立って仕える祭司として選ばれました。

祭司らは服を着る前に、洗盤の水で清められなければなりませんでした。この洗盤の水は、聖霊の水であり、神の御言葉です。

そして、右の耳たぶと右手の親指、右足の親指に血がつけられ、注ぎの油を振りかけられました。

私たちは御言葉の洗い、聖霊の満たしと油注ぎを受け、子羊なるイエス様の血潮による救いを身にまとって、今日もそれぞれの場所に遣わされて行きましょう。

「父なる神の予知に従い、御霊の聖めによって、イエス・キリストに従うように、またその血の注ぎかけを受けるように選ばれた人々へ。どうか、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。」(Iペテロ1:2)

■A:考えてみよう
今日、自分が修理するべき「破れ口」、とりなすべき事柄はなんだろう。心の内に、誰かに対する不満や批判はあるだろうか。今日、その不満や批判をとりなしに変えよう。

御言葉による洗い、御霊の洗いと豊かな油注ぎ、子羊の血潮の注ぎかけを受けて、今日も祭司としての1日を過ごしていこう。

■P:祈り
主よ、私が王である祭司として選ばれていることを感謝します。私が修理するべき破れ口を教えて下さい。私がとりなすべきことを、教えて下さい。

今日、誰かに傷つけられる時、誰かに怒りを覚える時、また誰かに不満を抱く時に、どうか私がそれをとりなしの祈りへと変えることが出来ますように、聖霊様助けてください。

今日も、私の心にイエス様の血潮の力を宣言します!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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