■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き11章24〜26節

★彼はりっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。こうして、大ぜいの人が主に導かれた。バルナバはサウロを捜しにタルソヘ行き、彼に会って、アンテオケに連れて来た。そして、まる一年の間、彼らは教会に集まり、大ぜいの人たちを教えた。弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。

■O:今日のコラム
使徒の働き11章は福音宣教がユダヤ人から異邦人へと移行して行くターニングポイントとなる箇所です。

19節に「さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだれにも、みことばを語らなかった。」

と書かれている様に、初代教会の聖徒達は初めの頃、ユダヤ人を中心に福音宣教をしていた為、キリスト信仰は、ユダヤ教の新しい一派として捉えられていました。

しかし、主の計画はユダヤ人の救いだけでは無く、全世界に贖いの恵みが及ぶ事でした。その為、聖霊の働きはエルサレム教会から異邦人教会へと進んで行き、異邦人宣教において重要な拠点となったのがアンテオケ教会でした。

アンテオケ教会においてバルナバとサウロ(パウロ)が福音宣教に大きく用いられます。

24節にはバルナバについて「彼はりっぱな人物で、聖霊と信仰に満ちている人であった。」と記されていますが、聖書が言う「りっぱな人物」とは、いかに能力があり、有名で、経済力を持っているか。ではなく「聖霊と信仰に満ちている人」です。

この様な「聖霊と信仰に満ちている人」を通して、24節の後半に書かれている「こうして、大ぜいの人が主に導かれた。」と言う事が起こるのです。

私達一人一人も「聖霊と信仰に満ちている人」として学校やビジネスの現場、また家庭や街々に遣わされて行きましょう。私達を通して大ぜいの人が主に導かれます。

またこのアンテオケで聖徒達は初めて「キリスト者(クリスチャン)」と呼ばれるようになりました。

私達の毎日の歩みを通して主を知らない人々から「あなたがクリスチャンとは全く知らなかった」と言われるのでは無く、言葉によっても振る舞いにおいても主の愛を現し、キリストの香りを放って生きる事が出来ます様に。

祈りと御言葉を通して日々、聖霊と信仰に満たされて歩んで行きましょう。

■A:考えてみよう
今日も新たに、御言葉の約束の上に立ち、聖霊の満たしを求めて祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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