■S:今日の聖書の言葉
使徒５:４１
★「そこで、使徒たちは、御名のためにはずかしめられるに値する者とされたことを喜びながら、議会から出て行った。」
■O:今日のコラム
初代教会の時代はイエス様の御名と聖霊様の働きが回復していた時代です。
今日の聖句はマタイの山上の垂訓で八福と呼ばれるものの実例のような場面です。
（ マタイ５：１０−１２）
「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。 わたしのために、ののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。 喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。」
この八福の最後の祝福は上の御言葉にある通り天の御国を受け継ぐことができるということです。
イエス様のためにののしられ、迫害されている者とはイエス様の御名のために迫害されているとも言える言葉です。
使徒たちが御名のために恥ずかしたことを喜んだのがその証です。
これと似たような御言葉があります。
（第一ペテロ４：１４）
「もしキリストの名のために非難を受けるなら、あなたがたは幸いです。なぜなら、栄光の御霊、すなわち神の御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。」
イエス様の御名のために非難を受けるなら、主の御霊が私たちにとどまってくださると聖書は言っています！
使徒たちも御名のために非難されていたので力と愛と慎みとの霊である聖霊様が彼らを通して豊かに働いていたのです。
御霊と御名に関係があるのがこれらの御言葉から見ることができます。
では先ほどのマタイの５章で出てきた天の御国とはなんでしょうか？
実は一つの解釈ではそれは御霊です。
（マタイ１２：２８）
「しかし、わたしが神の御霊によって悪霊どもを追い出しているのなら、もう神の国はあなたがたのところに来ているのです。 」
私たちが御国がこの地に来ていると思う時はどんな時でしょうか？
それは人が奇跡を行ったり、癒しを行ったり、悪霊が追い出されていることを見る時ではないでしょうか。
これらはすべて御霊なる主の働きです。
上の御言葉でイエス様は御霊によって悪霊を追い出しているなら神の国（御国）はあなたがたのところに来ていると言っています。
そしてその御国は御言葉ではどこにあると言っていますか？
（ルカ１７：２１）
『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」
ハレルヤ！その神の国（御国）は私たちのただ中にあります。
イエス様が十字架で死なれ、死を打ち破り勝利されたことによって私たちに真理の御霊なる聖霊様が遣わされました。
この聖霊様によって私たちはこの地に主の御国と栄光を現していきましょう！ またこの聖霊様とすべての名にまさるイエス・キリストの御名によって日々洗われ聖なるものとされていきましょう。
（第一コリント６：１１）
あなたがたの中のある人たちは以前はそのような者でした。しかし、主イエス・キリストの御名と私たちの神の御霊によって、あなたがたは洗われ、聖なる者とされ、義と認められたのです。
■A：考えてみよう
日々の生活の中、聖霊様のか細い御声を聞いているだろうか。
聖霊様を悲しませることをしてしまってはいないだろうか。
聖霊様は人格を持ったお方です。今日も御霊に導かれ主の御名を絶えず賛美していきましょう。
（ヘブル１３：１５）
「ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。 」
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 れい 】
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