■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き2章41節(レビ記2章)

★そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた。

■O:今日のコラム
失敗は私たちを気弱にします。一つの失敗によって、成功する力を疑うようになるのです。失敗の連続は、私たちの自信を粉砕します。私たちを信頼している人を失望させることは、さらに深い痛みを負うこととなります。

一日に3000人もの人を救いに導く大説教をした使徒ペテロは、実はそのような苦い経験を持つ人物でした。彼はかつて、「たとい全部の者がつまづいても、私はつまずきません!」と主に力強く口で公言しながら、同じ口で「私はあの人(イエス)を知りません。」と3度も主を裏切ったのです。

「イエス様に従って行きます!」、、、と漁師の仕事から離れ、3年間もの間イエス様に熱心に従ってきたのに、ペテロはまた再び漁に戻って行こうとしました。失敗は、このように私たちをいつも後ろに引き戻します。

ペテロは、イエス様が復活されたということは知っていました。しかし、「私は失敗者だ」という気持ちが依然としてペテロにつきまとっていて、彼はもはやどこにも進めなくなりました。「主は、もう自分のことはあきらめてしまわれただろう、、」と考えたでしょう。しかし復活の主はそのようなペテロに現れ、「来なさい、一緒に食事をしよう。」と呼んでくれました。食事を共にするということは、友情のしるしです。「あなたは私の友です。何の恨みもありません。全て赦されました。」という気持ちを表しています。

失敗の章を閉じるためには、主から「あなたは赦された。」という言葉を聞く必要があります。赦されることは回復への道の始まりです。ペテロを再び主の働きへと用いた主は、同じように私たちにも本来の計画、本来の召し、本来の姿へと回復させることを願っておられます。

3000人をも悔い改めへと導いたペテロの力強い働きの背後には、心の深い部分の取り扱いがあったことを覚えます。自分の弱さ、プライドを見て、痛み、苦しみ、悩み、葛藤した一つひとつ。人知れず流した悔い改めの涙。主の深い赦しと癒し。主の大きな愛の眼差し。これらのプロセスを通る中で、主に愛され主に用いられる尊い器へと造り変えられていくのです。

「神よ。私の救いの神よ。血の罪から私を救い出してください。そうすれば、私の舌は、あなたの義を、高らかに歌うでしょう。

主よ。私のくちびるを開いてください。そうすれば、私の口は、あなたの誉れを告げるでしょう。

たとい私がささげても、まことに、あなたはいけにえを喜ばれません。全焼のいけにえを、望まれません。

神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。」(詩篇51:14〜17)


■A:考えてみよう

私たちの口の言葉と、心と思いとが、絶えずみことばによって洗われ聖められますように。今、自分の心、そして口に手を置いて、イエス様の血潮を宣言しましょう。失敗の章を閉じ、本来神様が与えて下さった召しの中へとますます前進していくことが出来ますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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