■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記16章4,5節 (出エジプト記15章)
★主はモーセに仰せられた。「見よ。わたしはあなたがたのために、パンが天から降るようにする。民は外に出て、毎日、一日分を集めなければならない。これは、彼らがわたしのおしえに従って歩むかどうかを、試みるためである。六日目に、彼らが持って来た物を整える場合、日ごとに集める分の二倍とする。」
■O:今日のコラム
この箇所で、神様は、ご自身の民、イスラエルが神様の教えに従うかどうかを試みると言っておられます。ここで主が言われている教えとは何でしょうか?
天から降ってくるパン、マナを毎日、1日分集める。6日目だけ、2日分集める。
それが、神様の教えです。
ここで使われている「おしえ」という言葉はヘブライ語では、「トーラ」という語源からできている言葉が使われています。トーラとは、ユダヤ人が読むモーセ五書、私たちの聖書で言えば、旧約聖書の最初の5巻のことを指すので、この「おしえ」と聞くと、厳格な難しい旧約聖書で出てくる細々な沢山の教えかと思われがちですが、トーラとは、そういうことではなく、シンプルな日常的な教えも含まれています。
ここでイスラエルの民に命じた教え、マナを毎日、1日分集めて、6日目だけ、2日分集めるということは、難しい教え、命令でしょうか?子供でもできるような事ですよね?しかし、神様はこのことを通して、イスラエルの民を試みると言われました。
ものすごくシンプルで日常的なことです。けど、神様は、こんなこともしっかりと見ておられるのです。
神様は時にはチャレンジングな事を通して、私たちを試されます。しかし、多くの場合は、日々の生活で主はよく私たちを見ておられ、試しておられます。もしかすると、今日、シンプルで難しくないこと、小さなことを主は皆さんにやるよう心を動かされるかもしれません。皆さんはその声をよく聞き、それに忠実に従いますか?それとも、何人かのイスラエルの民が行ったように、聞き従わず、次の日に集めた思ったマナを腐らせたり、安息日食べる物がないという状態になりますか?
■A:考えてみよう
主の教えは小さい事に忠実でありなさいです。日々、主のみ声に耳を傾け、小さいことにも忠実に従っていこう。それは、日々、主と交わる生活から始まります。そうすることによって、主のみ声が聞こえ、どんな小さなことに対しても、突然くる事にに対しても、「はい」ということができます。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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