■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記11章1〜2節(出エジプト記12章)

★主はモーセに仰せられた。「わたしはパロとエジプトの上になお一つのわざわいを下す。そのあとで彼は、あなたがたをここから行かせる。彼があなたがたを行かせるときは、ほんとうにひとり残らずあなたがたをここから追い出してしまおう。
さあ、民に語って聞かせよ。男は隣の男から、女は隣の女から銀の飾りや金の飾りを求めるように。」

■O:今日のコラム
出エジプト記は今の私たちにとても重要な書簡です。罪から贖い出され約束のものを得るために出発するストーリーは、現代の私たちと同じです。10番目のしるしである、初子が打たれる事で神の民は、エジプト(罪)から分離されました。これは十字架をあらわします。また過ぎ越しの羊がほふられ、その血によって、神の民は贖われたのです。これは、私たちがイエス様の血によって贖われた事を意味します。
彼らの贖いは全自動でなされたのでしょうか?いえ。彼らが神の言葉を信じて、羊の血を塗った時に贖いがなされたのです。

『そこで、私は、「主よ。あなたこそ、ご存じです」と言った。すると、彼は私にこう言った。「彼らは、大きな患難から抜け出て来た者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くしたのです。』(黙示録7:14)

この大患難から抜け出てきた聖徒たちも、全自動で衣が洗われたのではなく、洗ったのです。今の私たちは、存在自体は贖われています。しかし、部分的に贖われ、きよめられる必要のある部分を抱えています。兄弟に腹を立てたり、ゆるせなかったり、主を悲しませるような事を頭で考えたり。このようなものを感じたら、その部分にイエス様の血潮を宣言して罪を覆っていただき、赦していただき、またきよめていただきましょう。特に心に浮かぶものに関して、人は自分ではどうしようもなく、無力です。
「悪い考えをやめよう」と思ってできる人がいるでしょうか?いい意味であきらめましょう!人の心は陰険で治らない、と聖書に書いてあります。私たちは、イエス様の血潮により頼む以外にないのです。信仰をもって告白しましょう!救いの入り口でそうであったように、最後まで信仰の告白をもって、血潮を宣言して回復に預かるのです。

『人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。』(ローマ10:10)

この過ぎ越しの出来事は、同時に世の終わりに神の民が救い出される事も啓示されています。この時は過ぎ越しが1月であったのに、現代では仮庵(主の再臨を啓示している)が1月になっているのも関係があると思います。また、このエジプトから出て行くきっかけとなる10のしるしは、ほぼ黙示録の最後の災いである、7つの鉢のさばきと同じです。(時間があれば確認してみてください)
その時に神の民は、隣人から金や銀の飾りや着物を求めるのです。これは、世の終わりには、神の民が神の性質のよって飾られる(本来の姿に回復するとも言える)事を指しています。

『あなたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものでなく、
むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。これこそ、神の御前に価値あるものです。』(1ペテロ3:3〜4)

これは、天に上ってからする事ではなく、地上(エジプト)において求めていく事なのです。そしてこれは隣人から受けました。つまり神の愛によって、隣人を愛する事で成し遂げられていくのです。これが私たちが天に上った時の報いとなるのです。

■A:考えてみよう
隣人を愛する事を忘れない。また、そのため重要な事として、人を赦す。


■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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