■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書24章45, 46節
★主人から、 その家のしもべたちを任されて、 食事時には彼らに食事をきちんと与えるような忠実な賢いしもべとは、 いったいだれでしょう。
主人が帰って来たときに、 そのようにしているのを見られるしもべは幸いです。
■O:今日のコラム
みなさんはイエス様が再び来られる事を待ち望んでいるでしょうか。もちろん待ち望んでいると思います。それではイエス様はいつ戻ってこられるでしょうか。マタイの福音書の24章には、エンドタイム(世の終わり)の事が詳細に書かれています。その中で、イエス様がいつ戻ってこられるかがはっきりと書かれています。
だから、 あなたがたも用心していなさい。 なぜなら、 人の子は、 思いがけない時に来るのですから。(マタイ24:44)
イエス様は強盗が入ってくるように人々の予期しない時に突如としてやってくると書かれています。
それでは、私たちはイエス様の再臨に対して、どのような姿勢でいることが大切なのでしょうか。それは、たとえ私たちの命が地上で果てるまで戻って来られなくても、今、この瞬間にもイエス様が来られてもいいという姿勢ではないかと思います。
ある小学生が祈の家で目を閉じて熱心に祈っていて、目を開けて突然泣き出したそうです。その理由を尋ねると「イエス様来てくださいって祈っていたのに、目を開けたらまだ来られていない!」ということでした。これこそ、終わりの時代の再臨に備える信仰です。
しかし、イエス様は必ずこの地に戻ってこられます。これは聖書が約束しているからです。聖書の預言は必ず成就しなければなりません。それでは、私たちは終わりの時代、どのような姿勢で生きていけばいいのでしょうか。その答えの一つが今日のみことばです。なぜなら、マタイの24章で終わりの時代の事が書かれているまとめの箇所がこの箇所だからです。
みことばは終わりの時代、ちゃんとごはんを食べなさいと言っているのでしょうか。また、外食ばかりしないで、しっかり家でご飯を作りなさいと言っているのでしょうか。そんなことはありません。もっと深いことをここでは言っています。
食べ物としてマナを、 彼らの上に降らせ、天の穀物を彼らに与えられた。(詩篇 78:24)
聖書で食物はみことばとして例えられます。私たちは食べたもので体が形成されていきます。それは霊的な領域でも同じで、私たちが聞くこと、見ることが私たちの魂の食事となます。地に属することばかりを聞き、見るのであれば、この世のことで私たちの内なる人はいっぱいになってしまいます。
ですから、私たちは神についてのみことばを聞き、見続けることが大切です。
それでは、魂の食事時とはいつでしょうか。この「食事時」を言語で調べてみると「カイロス」とありました。カイロスとは、神様の定められた時です。
それでは、いつがみことばを食べるカイロスタイムなのでしょうか。私はこのみことばがみことばを食べるカイロスタイムだと信じます。
「ダニエルは、 その文書の署名がされたことを知って自分の家に帰った。 −−彼の屋上の部屋の窓はエルサレムに向かってあいていた。 −−彼は、 いつものように、 日に三度、 ひざまずき、 彼の神の前に祈り、 感謝していた。」(ダニエル6:10)
ユダヤの文化での祈はみことばを朗読することです。つまり、ダニエルは日に三度みことばを朗読し、礼拝を捧げていました。
小さなことに忠実なものは大きなことにも忠実です。先週の土曜日に久笑先生のマナメールでシェアして下さった、15歳のユダヤ人の少年が天国に行った時の証の中で、この地上で神様のみことばに従ったことが天では驚くほど大きく評価されていたとありました。
みことばを聞き、それに従順することは永遠の報いに関わることです。毎日、朝に昼に夜に、みことばを魂に食べさせ続け、イエス様の再臨にそなえましょう。それを忠実に行うしもべは幸いなものです。
■A:考えてみよう
朝、昼、夜、みことばを朗読しよう。職場などで聖書を開くことが難しいでしょうか。それなら、みことばを暗唱しましょう。そうするなら、どこででもみことばを宣言できます。
また、朝、昼、夜、みことばを宣言するきっかけを作りましょう。例えば、手帳に記入するとか、スマートフォンのアラームに入れておくなど、みことばを朗読するきっかけを自分で見つけて実行しましょう。
主はその忠実さを必ず天で評価して下さいます。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しゅん 】
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