■S:今日の聖書の言葉
ヨブ19章22節(マタイ19章)
★なぜ、あなたがたは神のように、私を追いつめ、私の肉で満足しないのか。
■O:今日のコラム
追いつめられたことがあるし、残念ながら、追いつめてしまったこともあります。
自分では神様に従っている、神様と共に働いている、と思っていたのですが、実は、まだまだ未熟で、神様の心を本当には分かっていない。神様の目で本当には見ていない…。
だから、目の前で苦しんでいる人を助ける方法は、本当はわからないし、見えない。
それなのに、目の前の人が苦しんでいる姿を見ることに耐えられず、人間的な知識や経験で、何とか解決をもたらそうとした結果、かえって、その人を追いつめてしまった…。
ザアカイのことと、サマリヤの女の人のことを、よく思い出します。
もしかしたら、たくさんの人が彼らを助けよう、彼らの行いを正させようとしたのではないでしょうか。
ザアカイに向かって、「あなたがするように、あなたもされる、だよ。あなたが自己中心をやめて、人に対して正しいことをすれば、みんなからも愛されるよ。」と言う人たちがいたかもしれない。
サマリヤの女の人に向かって、「あなたは空しいものを求めているから、何回結婚しても満たされないんだよ。ただ神様だけを礼拝しなさい。神様だけ求めるなら、心は満たされて、結婚離婚を繰り返したり、同棲したりしなくてすむよ。」とアドバイスした人がいたかもしれない。
でも、彼らの言葉には力がなく、彼らは、ザアカイも、サマリヤの女も、助けることも悔い改めに導くこともできませんでした。
ヨブの友人たちも、同じです。
彼らがした事と言えば、
「神のように、私(苦しんでいる人)を追いつめ」(19:22)
、
「事の原因を私(苦しんでいる人)のうちに見つけて、『彼を…追いつめ…』」(19:28)
ることだけでした。
私は、自分が、ヨブの三人の友達のように、ザアカイやサマリヤの女を変えようとしたであろう人たちのように、感じます。
自分の信仰の知識で、もっともらしいことを言うことはできるけど、その人を癒す力もないし、神様に心を向けさせる力も、ない。
神の国を求めます!
神の国には、力がある、と約束があります。
1コリント4:19-20
「…思い上がっている人たちの、ことばではなく、力を見せてもらいましょう。神の国はことばにはなく、力にあるのです。」
使徒2:37人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。
使徒3:6
「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」
使徒16:29-30 看守はあかりを取り、駆け込んで来て、パウロとシラスとの前に震えながらひれ伏した。そして、ふたりを外に連れ出して「先生がた。救われるためには、何をしなければなりませんか」と言った。
2000年前、イエス様が地上に来られてから、私たちは、主の恵みの年に入りました(イザヤ61:2)。
どういうことか、というと、油注がれたイエス様が、神の聖霊の力によって、救いをもたらし、イエスに従う者たちが、同じ聖霊を受けて、主と同じわざ、それ以上のわざをする、という約束の時代に、私たちが生かされている、ということです。
自分のすぐまわりでは、まだそこまで見ていませんが、世界でも、日本でも、キリストの真の弟子たち、聖霊の油注ぎを受けた人たちが、イエス様と同じように、それ以上に、聖霊の力によって、人々を癒し、慰め、解放し、問題を解決し、福音を伝えていると見聞きしています。
もう、すでにその領域に入っている皆さん。
聖霊の知恵と力によって、御国をこの地にもたらしている皆さん。
ますます、油注がれますように!ますます用いられますように!
機会があったら、ぜひ、教えてください。証を聞かせてください。私たちも同じ恵みを受けることができるように、祈ってください。
私のように、まだヨブの友達レベルの皆さん。
あきらめずに、主に近づき、主を求めていきましょう!私も飢え渇いて、御国を求め続けます!
ルカ12:32小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。
■A:考えてみよう
神の国は力をもって私の中に来ているだろうか?
■P:祈り
天のお父さん。神の国を第一に求め続けます!
イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
【 ともこ 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。