■S:今日の聖書の言葉
★マタイの福音書1章2節
ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおいでになりますか。
私たちは、東のほうでその方の星を見たので、拝みにまいりました。
■O:今日のコラム
東方の博士たちは東の果ての遠い国から、わざわざイエス様を礼拝しにやってきました。
彼らは、東方バビロン地方からやってきたと言われています。
バビロン地方からエルサレムまで約2,000kmの距離があります。
この距離をメシヤなるイエシュアを礼拝するために旅をしてきたのです。
この当時からすると命懸けの旅路であったはずです。
彼らはバビロン地方に残されていた御言葉を熱心に研究していたはずです。
ダニエルが残したダニエル書にもメシアの登場の預言が正確に記されてあります。
そのほかにもエズラ記やモーセ五書などもバビロン地方に残されていたと考えられます。
これらの御言葉はバビロン捕囚のときにユダヤ人によって持たらされたものです。
彼らは御言葉からイスラエル地方に現れた星の意味を悟り、
聖書の中で約束されているメシヤ出現の時を理解するに至ったのです。
私たちは彼らの信仰の行動から多く学ばされます。
実際にメシヤが出現するという確証はどこにもありません。
ただ、御言葉の約束を信じて信仰の一歩を踏み出したのです。
イスラエルに出現するであろうメシヤを礼拝しに行くのも行かないのも彼らの自由でした。
しかし彼らは自らの選択でメシヤを礼拝する為に命懸けの旅路を決断したのでした。
彼らの決断を理解できずに非難する人も多くいたことでしょう。
彼らにとっては、人々の言葉やこの世の常識より、御言葉に約束されているメシヤを礼拝しに命を懸けることが何より重要だったのです。
ヨハネの福音書20:29
「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」
神様は彼らの選択を大いに喜んでくださいました。
神様は彼らの旅路を無事に成功させてくださいました。
約束されていたメシヤを目撃し礼拝することができました。
また、さらに大きな祝福を彼らに与えられました。
彼らの一連の信仰の行動がマタイの福音書に記述されたことです。
永遠の神の言葉の一ページとして記録されることになったのです。
私たちも東方の博士のように御言葉を悟り、御言葉によって行動する者になって行きたいと願います。
■A:考えてみよう
私たち日々の歩みは御言葉に基づいているでしょうか?
今一度自分の人生を吟味してみましょう。
■P:祈り
天のお父様あなたの御名を褒め称えます!
私の日々の歩みを確かにしてください。
御言葉によって歩み、信仰によって歩むことができますようにお守りください。
イエスキリストの御名によってお祈りします。
アーメン
【 あっきー 】
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