■S:今日の聖書の言葉
創世記20章5~6節(創世記19章)

★彼は私に、『これは私の妹だ。』と言ったではありませんか。そして、彼女自身も『これは私の兄だ。』と言ったのです。私は正しい心と汚れない手で、このことをしたのです。」
神は夢の中で、彼に仰せられた。「そうだ。あなたが正しい心でこの事をしたのを、わたし自身よく知っていた。それでわたしも、あなたがわたしに罪を犯さないようにしたのだ。

■O:今日のコラム
アブラハムの妻であるとは知らないでサラを召し入れたその夜、神様が夢の中でアビメレクに語りかけ、サラを妻としないように警告しました。真実を知らされたアビメレクはアブラハムを呼び寄せます。

アブラハムは、自分は嘘ついていない、間違っていない、と様々な言い訳を並び立てました。しかしこれに対し、アビメレクは怒りで返すことをせず、神を恐れて彼に多くの財産を与えました。

『そこで、アビメレクは、羊の群れと牛の群れと男女の奴隷たちを取って来て、アブラハムに与え、またアブラハムの妻サラを彼に返した。』(14節)

相手に不正があるのを見て、最後まで正しい心を持ち、主の前に誠実を尽くすことは容易なことではありません。しかし、どんなチャレンジに対しても正しい心、全き心で行ったことは、たとえ思い通りにならなかったとしても、その心は全て主に覚えられています。

マラキ書に、『主を恐れ、主の御名を尊ぶ者たちのために、主の前で、記憶の書がしるされた。』とあります。主を恐れてした事、全き心で主と人に仕えた一つ一つは全て天の記憶の書に記されているのです。

アビメレクにそうであったように、正しく歩む者には、主は夢を通しても語りかけ、危険を知らせ、悪い道から守って下さいます。正しく歩む者たちに主は決して良いものを拒まれません。

目の前にチャレンジがあるでしょうか。理不尽なことがあるでしょうか。理解出来ないことがあるでしょうか。不正に対して、私たちがどのように反応するかを主は見ています。主は私たちの心の態度をいつもご覧になるのです。始めにあった正しい心を最後まで持ち続け、最後まで主の前に誠実を尽くしましょう。

■A:考えてみよう
主の約束を握り、御言葉を宣言しましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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