■S:今日の聖書の言葉
創世記8章6~12節(創世記7章)

★四十日の終わりになって、ノアは、自分の造った箱舟の窓を開き、
烏を放った。するとそれは、水が地からかわききるまで、出たり、戻ったりしていた。
また、彼は水が地の面から引いたかどうかを見るために、鳩を彼のもとから放った。
鳩は、その足を休める場所が見あたらなかったので、箱舟の彼のもとに帰って来た。水が全地の面にあったからである。彼は手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のところに入れた。
それからなお七日待って、再び鳩を箱舟から放った。
鳩は夕方になって、彼のもとに帰って来た。すると見よ。むしり取ったばかりのオリーブの若葉がそのくちばしにあるではないか。それで、ノアは水が地から引いたのを知った。
それからなお、七日待って、彼は鳩を放った。鳩はもう彼のところに戻って来なかった。

■O:今日のコラム
ノアの箱舟に入る民は、世の終わりにあって引き上げられる民です。大水によって箱舟は持ち上げられました。彼らは贖われた者であり、礼拝者です。箱舟はゴフェルの木で作られ、内も外もヤニで塗られました。ヤニには、ヘブル語で贖いという意味があります。彼らは契約の中に入れられた民です。箱舟は英語でアークです。アークとは契約の箱を指します。契約の箱に贖いの血が注がれていたのと同じです。
 箱舟には天窓しか窓はありません。礼拝者は天の窓を開くことができます。
 そして、ノアが鳩によって時を知ることができたように、礼拝者は、鳩(御霊)によって時を悟ることができます。ノアは、鳩を捕らえるために手を差し伸べました。天窓に向かって両手をあげる光景は、天に向かって祈る礼拝者の姿です。
 今の私たちはこの段階にあるのです。礼拝者となって祈りのライフスタイルを身につけましょう。別に誰かと比較する必要はありません。誰かより時間が少ないとかは気にしないでください。ただ祈りのライフスタイルを身につけましょう。今は、心を整え、身を慎んで、目を覚まして、祈る時です。それは、緊張の中で過ごす事ではなく、神の平安にとどまっている事です。それが祈りの家のライフスタイルです。
 鳩は、オリーブの新芽をくわえて来ました。それはイエス様の到来を指します。その後には鳩は帰ってきませんでした。なぜなら鳩は、目的の場所を見つけたからです。鳩は休み場を探していると9節に書いてあります。鳩(御霊は)休み場をこの地上に見つけたのです。主は私の憩いの家はどこにあるのか?といってそれを探しておられる方です。それが祈りの家です。

■A:考えてみよう
祈りの家のライフスタイルを身につける。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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