■S:今日の聖書の言葉
創世記3章8節(4章)
★そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である主の声を聞いた。それで人とその妻は、神である主の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。
■O:今日のコラム
そよ風の吹くころ
園
歩き回られる
主の声
御顔
……
これらの一つ一つの言葉に、神様の愛を連想させる響きがあります。
そよ風
この日本語訳は、新改訳では、創世記と雅歌に出てきますが、創世記のそよ風は、「ルアハ」。息、風、霊、という意味で、雅歌に出て来る風も、息をする、風が吹く、という似た表現です。
歩き回られる
園を歩き回られる(創世記)
レビ26:11わたしはあなたがたの間にわたしの住まいを建てよう。わたしはあなたがたを忌みきらわない。12わたしはあなたがたの間を歩もう。わたしはあなたがたの神となり、あなたがたはわたしの民となる。
黙示録2:1エペソにある教会の御使いに書き送れ。『右手に七つの星を持つ方、七つの金の燭台の間を歩く方が言われる。
園
創世記、雅歌に出て来る、親しい交わりの場所
イザヤ書に約束された、荒野が潤されて回復する様子
そよ風の吹くころ、園を歩き回って、人を捜して、交わりを求めてくださる神、それが私たちの主です。
天地万物を造られ、その中にあるすべてのものを治めておられる、偉大な、全能なる、聖なる、神、王の王、主の主であるお方が、私たちの間に住み、私たちの間を歩みたいと願い、良いものが満ちあふれる豊かな園の中で交わりを求めてくださる。命の息を吹きかけてくださり、アダム、どこにいるのか?と人間を捜してくださる。
このような恵みがあるでしょうか。このような愛があるでしょうか。
それなのに、それなのに!
アダムと同じように、私たちは皆サタンに騙され、御顔を避け、御臨在を避けるようになってしまいました。自分は罪を犯して神様の基準に達しない、神様から怒られる、罰せられる、と思ってしまうからです。
2016年、新年に入りましたが、今年は、何としても、この悪魔にだまされないように。
神様と私たちを引き離そう、とする力を、何としても見抜き、その力にだまされず、いつも御前に、主の御臨在にとどまれるように、目を覚ましていましょう。
そのために、イエス様は尊い血潮の代価を支払ってくださいました。
■A:考えてみよう
神様の願いは、諸教会の間、一人一人のクリスチャンたちの間を歩き、そこに幕屋を張って、共に住み、親しく交わり、私たちが主と共に任された領域を治めることです。
それを邪魔しようと、サタンが絶えず偽りを語り、私たちを欺こうとしますが、真理の御言葉、真理の御霊にとどまって、この偽りに耳を貸さないように、心を引き締めていきましょう。
何があっても、すぐに悔い改め、イエス様を通して、神様の愛の中に飛び込みましょう。御顔を、主の御前を、主の臨在を、どこにいても、離れることのないように。
■P:祈り
愛する天の父なる神様
2016年、どこにいても、職場にいても、学校にいても、家庭にいても、何をしている時も、イエス様を通して、そこがエデンの園となり、主の園となり、神様の命の息が吹く所、御声が聞こえるところ、御顔が輝き、御臨在のある御前となりますように。
私たちをこの愛から締め出そうとするいっさいの偽りを退け、決して決して御顔を避けるようなことがないように。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
【 ともこ 】
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