■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの黙示録12章17~18節(ゼカリヤ書8章)
★すると、竜は女に対して激しく怒り、女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たちと戦おうとして出て行った。
そして、彼は海べの砂の上に立った。
■O:今日のコラム
海とはこの世に属する群衆を現わしています。
『 また、七つの鉢を持つ七人の御使いのひとりが来て、私に話して、こう言った。「ここに来なさい。大水の上にすわっている大淫婦へのさばきを見せましょう。』(黙示録17:1)
大バビロンは大水の上に座っています。
それはこのように解き明かされています。
『御使いはまた私に言った。「あなたが見た水、すなわち淫婦がすわっている所は、もろもろの民族、群衆、国民、国語です。』(黙示録17:15)
海の砂(地のちり)のように子孫が生み出される約束がアブラハムに対してなされました。
それは、創世記13章で親類であるロトにしもべとアブラハムのしもべが争ってしまい、しかたなく別れた後に主から示された契約の中でです。
ここで生み出される地に属する子孫、地のちりは、海の砂であると信じます。
しかし、主は空の星のように子孫が生み出される約束を後にアブラハムと結んだのです!
それは、天に属する者、天の群衆、神の民のことであると信じます!
その約束はいつ結ばれたかというと創世記14章でアブラハムがロトを命がけで救出した後です。
わずか318人で9つの戦いに勢いある王国の連合に打ち勝って、ロトたちを救ってきたのです!
そして、戦利品の10分の1をメルキゼデクに捧げ、聖書で初めての聖餐式に預かりました。
また、「戦利品で富んだ」と言われることを拒み、戦利品を返しました。
この行動が新しい契約に必要でした。
ここに地の群衆でなく、天の群衆を生み出すための3つのポイントがあると思います。
1 友のために命を捨てる愛
アブラハムはロト(親類でしたが、兄弟、神の家族になぞれえているといえるでしょう)のために命がけの愛を示したのです。
2 聖餐に預かる者となる
言うまでもなく、イエス・キリストの救いに預かっている者である必要があります。
3 この世のものを捨て、神の栄光を求める
アブラハムは、人が栄光を受けることを拒み、戦利品という世の物を捨てました。
そうして神の栄光を現わすことを求めたのです。
■A:考えてみよう
3つのポイントを大切にする
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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