■S:今日の聖書の言葉
黙示録11章19節

★それから、天にある、神の神殿が開かれた。神殿の中に、契約の箱が見えた。また、いなずま、声、雷鳴、地震が起こり、大きな雹が降った。

■O:今日のコラム
黙示録11章は黙示録全体の真ん中にあたる章です。この章は全体が幕屋の構造に従って記されています。

1〜2節は外庭、聖所、祭壇と通過し、3節から二人の預言者が登場します。彼らは二つの燭台と表現されています。この二人の預言者について理解するにはゼカリヤ書4章を読む必要があります。

ゼカリヤ書4章においてこの二人の油注がれた器は、ゼルバベル(王)とヨシュア(大祭司)を示しています。

私は個人的には字義通りに、黙示録が示すこの油注がれた二人の預言者が終わりの時に登場すると思っていますが、それと同時に王であり祭司としての権威を持った主の教会がこの地において定められた期間、統治権をもたらす事も意味していると信じています。

さらに16節以降からは御座の前にいる24人の長老達の礼拝が記されています。彼らは地にひれ伏し礼拝をします。

私達の祈りの家における礼拝で、詩篇を朗読し、詩篇の御言葉を宣言して祈り、ひれ伏して礼拝をする時を持ちます。ひれ伏す礼拝は詩篇や黙示録の礼拝を理解する上で非常に重要な礼拝の姿勢だと言えます。ひれ伏す礼拝がますます私達の内に開かれて行く事を願います。

この24人の長老達の礼拝は、17節以降、賛美と同時に宣言となります。これは幕屋の構造で言うと、祈りと賛美(ハープ&ボール)が一つとなった香壇を現すものと言う事が出来ます。

そして、この香壇で礼拝が捧げられた後いよいよ天の至聖所が開かれます。そしてそこにあるのは契約の箱です。

私達は黙示録を読む時、再臨はいつか?大艱難はどんな苦しみか?666の意味は何か?反キリストは誰か?とその様な表面的な事ばかり見ようとする性質があります。しかし、それはある意味においては肉的な知識を満たしたい欲求と言えます。

しかし、御霊にあって黙示録を読む時、この書物全体を通して、天的な礼拝を味わい、主の栄光の領域へと招き入れられ、その奥に秘められた主の力ある臨在、契約の箱を見いだす事が出来る様になります。

私はその様な主の御言葉の啓示を味わいたいと切に求めています。共にますます飢え渇き、知恵と啓示の御霊による助けと導きを受けて黙示録を朗読し、深く深く掘り下げて行きましょう。

■A:考えてみよう
11章全体を朗読しましょう。そして最低でも1カ月に1回は黙示録全体を朗読する事を続けて行きましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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