■S:今日の聖書の言葉
黙示録6章9節
★小羊が第五の封印を解いたとき、私は、神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々のたましいが祭壇の下にいるのを見た。
■O:今日のコラム
現在、過激派イスラムや国々での迫害により数多くのクリスチャン達が殉教しています。殉教者達は死に至るまで忠実な信仰を持ち、自らの命を主イエスに捧げています。
それとは反対に日本も含め多くの西欧文化の教会は迫害に対する準備が出来ていないとも言われています。
私達が迫害をも耐え抜く信仰を築く為に初代教会から学ぶ事が重要です。
初代教会はキリストの弟子として生きる為に重要な二つの事をしていたと言われています。それは「御言葉を教える事」と「御言葉を守り実行する事」です。
御言葉を人に教える前にまず自分自身に教える必要があります。その為に初代教会の使徒達は御言葉を朗読する事を勧めています。
「私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。」(1テモテ4:13)
「この預言のことばを朗読する者と、それを聞いて、そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである。時が近づいているからである。」(黙示録1:3)
御言葉を目で読むだけで無く、口で告白しながら朗読する時。その御言葉は私達の宣言となり、信仰告白となり、祈りとなります。その結果、御言葉に基づく実を結ぶ様になります。御言葉を朗読するのは御言葉を食べる事と言えます。
またもう一つ重要なのは御言葉を実行し御言葉の通りに生きる事です。主イエスご自身がこの様に命じておられます。
「また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。」(マタイ28:20)
御言葉を教え、御言葉を実行する歩みをした結果、初代教会には迫害をも耐え抜き、力強く福音を宣べ伝える聖徒達が建て上げられました。御言葉を悟り、守る為にいっさいの事を聖霊様が助けて下さいます。
黙示録に記されている殉教者達は「神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々」です。
つまり、主の御言葉を愛し、御言葉を守り、その告白の通りに死に至るまで忠実であった人々です。
その殉教者達のたましいは「主の祭壇の下にいる」と記されている通り、聖く傷の無い主への尊い捧げ物となるのです。
キリストの教会が御霊と御言葉による水の洗いを持っていよいよ、しみも傷も無い花嫁として整えられ、完成されて行きます様に。
「キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。」(エペソ5:26〜27)
「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ(12:1〜2)
■A:考えてみよう
日々、御言葉の朗読と祈りに時間を費やしましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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