■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの福音書20章1節(ミカ書1章)

★さて、 週の初めの日に、 マグダラのマリヤは、 朝早くまだ暗いうちに墓に来た。 そして、 墓から石が取りのけてあるのを見た。

■O:今日のコラム
イエス様は十字架にかかられ、その霊を父にお委ねになりました。そして、御身体は墓に葬られました。しかし、イエス様はご自分が十字架の後、かならずよみがえることを弟子たちに伝えていました。

「そして、 あざけり、 むち打ち、 十字架につけるため、 異邦人に引き渡します。 しかし、 人の子は三日目によみがえります。」

(マタイの福音書 20章 19節)

多くの弟子はこのイエス様のみことばを聞いていましたが、本当の意味で聞いていた者はいませんでした。聞きはしていましたが、理解していなかったのです。つまり、聞いてはいましたが、それが行動につながっていませんでした。

しかし、マグダラのマリヤは幼子のような心を持っていたので、イエス様の言われたことを素直に信じ、その定められた時、つまり週の初め(ユダヤ暦で言う日曜日)の朝早くにイエス様の御身体がある墓に出かけて行きました。
その結果、マグダラのマリヤは誰よりも早く一番に復活のイエス様を見たのです。

このマグダラのマリヤは、イエス様から七つの悪霊を追い出された女性です。

「その後、 イエスは、 神の国を説き、 その福音を宣べ伝えながら、 町や村を次から次に旅をしておられた。 十二弟子もお供をした。
また、 悪霊や病気を直していただいた女たち、 すなわち、 七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリヤ、
自分の財産をもって彼らに仕えているヘロデの執事クーザの妻ヨハンナ、 スザンナ、 そのほか大ぜいの女たちもいっしょであった。」

(ルカの福音書 8章 1-3節)

七つの悪霊が入っていたとは、どれほどの苦しみにあったかと創造しますが、そのような周りがどうしようもない状態でも、イエス様は一瞬でそこから開放してくださる方です。

それでは、イエス様はどのように悪霊を追い出されたのでしょうか。私たちのイメージだと、大声で叫んで、派手なアクションを持って、何かを打ち叩きながら悪霊を追い出すイメージがあるのではないでしょうか。あるいはそうだったかもしれませんが、聖書はイエス様が悪霊を追い出される様子をこのように伝えています。

「夕方になると、 人々は悪霊につかれた者を大ぜい、 みもとに連れて来た。 そこで、 イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、 また病気の人々をみないやされた。」(マタイの福音書 8章 16節)

イエス様はみことばをもって霊どもを追い出されました。その様子は、本当に理性的で、冷静さを持っておられたのではないかと思います。考えてみたら、イエス様の公生涯の始まりの時、荒野で悪魔の試みを受けた時も悪魔をしりぞけたのはみことばを持ってです。

みことばをもって七つの悪霊を追い出された経験をしたマグダラのマリヤは、イエス様の御口から出る一言一言の重みを誰よりも知っていたのではないかと思います。それゆえに、復活のことを語られたイエス様の言葉も、素直に信じ、それが行動に結びついたのです。その結果、誰よりも早く復活のイエス様を目撃するという特権にあずかったのです。

■A:考えてみよう
みなさんはイエス様を見たいですか?私はその事を切に願っています。もちろん、御国に行ったなら顔と顔を合わせてお会いできるでしょう。もしくは、イエス様が再臨なさったらお会いできるでしょう。
しかし、私たちの喜ばしき点は、その時を待たずにイエス様を見ることができるということです。
それでは、どのようにしたらイエス様にお会いできるのでしょうか。
それはみことばを通してです。

イエス様の語られた一言一言、また、聖霊様の霊感によって父の心が書かれた66巻の聖書、ここにイエス様が描かれています。
もし、イエス様に出会いたいと願うのであれば、みことばに触れ続けましょう。
神のことばには力があります。
もし、みなさんがかつて人のために祈ったのに悪霊が出て行かなかった、開放されなかった等の経験があるなら、もしかして神の言葉が十分みなさんの中にとどまっていないのかもしれません。
イエス様はみことばをもって悪霊を追い出されました。それであれば、イエス様に従う弟子である私たちも同じ方法で悪霊を追い出すことができるはずです。
そのためにも、毎日、出来る限りの時間を取ってみことばに触れ続けましょう。これにはある程度の決心と努力が必要です。そのために諦めることができることはありますか?テレビやスマホにどれほどの時間を使っていますか?その時間をみことばにあてませんか?
もし真理であるみことばに触れ続けていないなら、偽キリストが現れても気づかないでしょう。やって来るみことばを聞くことの飢饉(アモス8:11-12)に耐えられないでしょう。
私は日々の祈りの中で御霊に感じますが、早急にみことばに立ち返る必要があるのではないかと思います。備えましょう。知恵と啓示の御霊がみなさんに臨み、神を知るために信仰の目が開かれることを祝福します。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しゅん 】

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