■S:今日の聖書の言葉
アモス9章11-12節(ヨハネ15章)

★その日、わたしはダビデの倒れている仮庵を起こし、その破れを繕い、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直す。これは彼らが、エドムの残りの者と、わたしの名がつけられたすべての国々を手に入れるためだ。――これをなされる主の御告げ――

<参考>使徒15章16-18節『この後、わたしは帰って来て、倒れたダビデの幕屋を建て直す。すなわち、廃墟と化した幕屋を建て直し、それを元どおりにする。それは、残った人々、すなわち、わたしの名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようになるためである。大昔からこれらのことを知らせておられる主が、こう言われる。』

■O:今日のコラム
新改訳の場合、アモス書で「仮庵」、使徒で「幕屋」と訳されている言葉は、今もイスラエルで9-10月頃に行われる、「仮庵の祭り」の時に、人々が家の庭などに建てている、可愛い掘建て小屋のようなテント「仮庵=スコット」のことです。

この「仮庵」という言葉には、素晴らしい意味があります。
・ヨハネの福音書1章14節 ことば(=イエス様)は人となって、私たちの間に住まわれた。…
・黙示録21章3節 …「見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、…
ヨハネ福音書の「私たちの間に住まわれた」、も、黙示録「神の幕屋」「神は彼らとともに住み」も「仮庵」と同じ語源の言葉です。

ルツはボアズに、「あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。」と願いましたが、私たちもイエス様に、あなたの御翼をひろげて、このはしためをおおってください、と願います。
すると、天に住んでおられる神である主が、聖霊の御臨在をもって、地に住む私たちの上に舞いかけ、御翼でおおい、幕屋をはり、一つ屋根の下、幕屋の中に入ってくださるのです。
ともに語り、食事をし、交わり、相談にのり……親しい関係を持ってくださるのです。

神様の臨在を何よりも愛するダビデが、神様の愛することは何かと、御言葉を調べ、聖霊に頼り、神様の喜ぶ礼拝をささげ、主の御顔を慕い求め、主と交わり、主の御声を聞いた場所が、ダビデの幕屋でした。

今この時代に、神様御自身が、世界中でダビデの幕屋を回復してくださっていることを感謝します。神様を愛する、真の礼拝者たちを通して、御住まいを建て直してくださっていることを主に感謝します。

そして、渇いた動物が水場に集まるように、夜道に迷った旅人が光のあるところに近づくように、寒さに凍えている通行人が、たき火のあるところに寄って来るように、主の御臨在、満たし、喜び、愛、いのち、解放、安息のあるところに、多くの人が引き寄せられることがますます起こって行くことを信じます。

■A:考えてみよう
ダビデの倒れている仮庵を起こし、その破れを繕い、その廃墟を復興し、昔の日のようにこれを建て直し、主の名で呼ばれる異邦人がみな、主を求めるようにしてくださるのは、主御自身です。
主がこのことをますますしてくださるよう、求めていきましょう。
そして、そのご計画の実現のために、自分ができることは何かを求めていきましょう。

■P:祈り
天の父なる神様
この地上に私たちと共に幕屋を張りたいと願って下さって感謝します。
あなたの御住まいを用意する事ができますように。
あなたの安息できる場所を用意する事が出来ますように。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン

【 ともこ 】

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