■S:今日の聖書の言葉
ヘブル人への手紙13章 15節
★ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。
■O:今日のコラム
主イエス・キリストの十字架を通して変わったものの一つが礼拝の在り方です。旧約聖書の時代には、神殿における礼拝において必ず動物のいけにえが捧げられる必要がありました。
しかし、今私達は礼拝をする時に動物の犠牲を捧げる事はありません。なぜなら尊き神の子羊、イエス・キリストの十字架の血潮により完全な贖いがなされたからです。
しかしながら現代においても主に捧げる必要があるいけにえがまだ残っています。それが賛美のいけにえです。
いけにえと言う事は犠牲が伴います。生まれながらの私達の性質は、忙しさや、試練や困難な状況の中において賛美をするよりも、愚痴をこぼしたり、つぶやいたり、不満を言う事の方が簡単に感じるものです。
最近はツイッター等のソーシャルメディア、あらゆるインターネットを通して人々は自分の内にある怒りや訴え、批判や不満を世に洪水の様に流し出しています。それは、黙示録12章で竜が水を吐き出して、女(主の約束の民)を押し流そうとしている姿に似ています。
しかし、私達はこの様な時代の中にあってもエノクが罪と暴虐に満ちた時代の中で主との親密な愛の中に生きた様に。またダビデが荒野においても一人で心を注いで主を賛美する、真の礼拝者として歩んだ様に、私達も賛美のいけにえを捧げ、霊とまことによって主を求める礼拝者となろうではありませんか。
試練や困難、忙しさや疲れの中にあっても自分の魂に向かって命じ、宣言しましょう。「 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩篇103:1〜2)
■A:考えてみよう
今こそ主を礼拝する時です。主を褒め称えるのに最もベストな時は今です。共にくちびるの果実を持って、賛美のいけにえを主に捧げましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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