■S:今日の聖書の言葉
1ヨハネ5章3節
★神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。
■O:今日のコラム
今日の箇所にも書いてあった通り、「神を愛するとは、神の命令を守ること」です。神の命令とは何でしょうか。御言葉です。
「すべての命令の中で、どれが一番大切ですか?」
ある人がイエス様に質問しました。そしてこの質問に、イエス様が答えられた場面があります。
律法学者がひとり来て…………イエスに尋ねた。
「すべての命令の中で、どれが一番たいせつですか。」
イエスは答えられた。「一番たいせつなのはこれです。『イスラエルよ。聞け。われらの神である主は、唯一の主である。心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
次にはこれです。『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』この二つより大事な命令は、ほかにありません。」(マルコ12:28-31)
また他の箇所には、このようにも書かれています。
律法の全体は、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」という一語をもって全うされるのです。
(ガラテヤ5:14)
神様を愛し、隣人を自分自身のように愛すること。
イエス様がこれより大事な命令は他にないと言われたのですから、間違いなくこの二つの命令こそが一番大切な命令だと言って良いでしょう。
神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。( 1ヨハネ4:20.21)
私たちが、頭なる方、イエス様に向かって「イエス様、あなたを愛します!」というとき、イエス様は「わたしの体も愛してほしい」と言っておられることを覚えます。
■A:考えてみよう
主が言われる、隣人とは誰でしょうか?
大きく分けて2つに分けることができると思います。
1. 主の救いを受け取っているもの
2. 主の救いを受け取っていないもの
私たちが、神様を愛したい!主の命令を守り行いたい!と思うとき、あなたの周りにいる神の家族の存在は、あなたと何かを競い合うライバルではありません。比べ合い、戦う敵ではありません。
イエス様がぶどうの木で、私たち神の家族は、それに繋がる枝です。愛し合い、励まし合い、慰め合い、祈り合います。共に成長し、共に実を結びます。一つとなり、共に主の栄光を表していく家族です。
そして、まだイエス様を受け入れていない、主の愛を必要としている人々を覚えましょう。すべてのものの父であられる方は、子どもたちがご自身のもとに帰ってくるのを待っています。
今日、あなたの隣人は誰でしょうか。
自分に与えられてる肉の家族、神の家族を自分自身のように愛しましょう。
そしてまだ主を知らない魂を愛し、心に抱き、頭なるイエス様の御体に加えられるように祈りましょう。
与えられた機会があるならば、寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧め、時が良くても悪くても、福音を宣べ伝えましょう。(2テモテ4:2)
★ 1コリント12章、ローマ12章を読んでみましょう。
御体のことについて、隣人を愛することについて、詳しく書かれています。
もし一つの部分が苦しめば、すべての部分がともに苦しみ、もし一つの部分が尊ばれれば、すべての部分がともに喜ぶのです。あなたがたはキリストのからだであって、ひとりひとりは各器官なのです。( 1コリント12:26.27)
喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。(ローマ12:15)
このマナメールを読んでおられる皆さま、主を愛し、主を知るものたち、神の子どもたちが愛し合い一つとなる時、世は父の愛を見、そして父の愛を知るでしょう。
わたしは彼らにおり、あなたはわたしにおられます。それは、彼らが全うされて一つとなるためです。それは、あなたがわたしを遣わされたことと、あなたがわたしを愛されたように彼らをも愛されたこととを、この世が知るためです。(ヨハネ17:23)
■P:祈り
愛する神様、この朝、大切な命令を私に与えてくださったことを感謝します。神様を愛する愛も、隣人を愛する愛も、あなたが与えてくださることを感謝します。
今日も、あなたの愛を受けて私は1日をスタートします。
今日も、私にはあなたが必要です。そして、今日出会う一人一人の存在が、私には必要です。
あなたが私を愛してくださった愛を、愛する喜びを、もっともっと教えてくだい。共に泣き、共に笑う、イエス様の愛の心を注いでください。
あなたの愛を受けて、あなたを愛します。あなたの心を受けとり、隣人を自分自身のように愛します。御言葉を守り行う力を与えてくださる主をほめたたえます。第一の戒めと、第二の戒めを一つにし、あなたの栄光を表してください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あい 】
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