■S:今日の聖書の言葉
テサロニケ人への手紙 第一3章10節(伝道者の書11章)

★「私たちは、あなたがたの顔を見たい、信仰の不足を補いたいと、昼も夜も熱心に祈っています。」

■O:今日のコラム
ユダヤ人パウロが、異邦人であるテサロニケの教会の人々へ宛てた手紙の一節です。

私たち異邦人にはユダヤ人の持ち得ない信仰を持っています。
ユダヤ人が「ヤハウェ」と言う御名を呼ぶことすら出来ないほどに、主を怖れているのに対して、
異邦人である私たちは、神の子としての身分が与えられていて、いつでもその御名を慕い、その御名を呼び求めることが出来る、という信仰があります。

彼らがその御顔さえ怖れているのに対して、異邦人は、あっさり御父の膝に飛び乗って、親しい交わりを楽しみます。
御父と交わる特権が子として与えられている、という信仰があります。

それを見て、ユダヤ人たちに聖なる妬みを引き起こさせる、そのような役目が私たちにはあるでしょう。

けれども、その反対も大切なのです。
つまり、ユダヤ人たちの信仰も私たち、異邦人に必要なのです。

前回のデボガイでもシェアさせて頂きましたが、先月イスラエルに行き、メシヤニック・ジュー(イエス様を救い主と信じるユダヤ人)の方から色々な話を聞く機会が与えられ、本当に『目から鱗』という体験しました。
私たち異邦人の知りえない、ユダヤ人文化のゆえに理解できる聖書箇所などがありました。

私たちにとって、「なぜイエス様はこんなことを言われたのだろう」と不思議に思うことや、「ここでパウロは何を言わんとしているのだろうか」と頭を悩ますような箇所があります。
けれども、ユダヤ人には、その文化のゆえに、つまりユダヤ人であるがゆえに、異邦人が頭をひねるような箇所でも、すんなりと分かることが多いのです。

モーセ五書の深い理解、聖書的なユダヤ人の文化、主(ヤハウェ)に対する絶対的な敬いと怖れ…etc
これらは、私たち異邦人が持ち得ないものです。
ユダヤ人の文化をもとにイエス様が話されている…
彼らは、神の話されたその言語で直接、聖書を読むことが出来る…
ユダヤ人の話を聞けば聞くほど、イスラエル人である彼らが羨ましく思えてきたほどです。

主との親しい交わりを持つことを通して、イスラエル人に妬みを起こさせ、私たちの信仰が彼らの信仰の不足を補うことが出来るでしょう。
また、彼らイスラエル人の信仰によって、私たち異邦人の信仰の不足しているところが補なわれる必要があるのです。
彼らに異邦人の信仰をもっと知って欲しいと願いますし、私たちも、ますますユダヤ人たちの信仰を知る機会が与えられますことを願います。

■A:考えてみよう
ユダヤ人に習って、モーセ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)も愛して、読み、そこから御父の心を探し求めてみよう。
私たち異邦人の信仰の素晴らしい所は、御父との親しい交わりにあります。
ますます、神の子とされている恵みを受け取り、感謝し、御父を愛していきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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