■S:今日の聖書の言葉
エステル10:3
★それはユダヤ人モルデカイが、アハシュエロス王の次に位し、ユダヤ人の中でも大いなる者であり、彼の多くの同胞たちに敬愛され、
自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語ったからである。
■O:今日のコラム
アダルの月の十三日にユダヤ人を滅ぼす法(エステル記3:13)とユダヤ人が一つになって敵を滅ぼす法の二つ法令が実行されました。
すでにお読みになった皆様はご存じでしょうが、ユダヤ人はハマンとその子ども達、またユダヤ人に敵対する者をことごとく滅ぼすことになります。
これはユダヤ人が皆、心を一つにして断食をもって祈ったこと。
またエステルの同胞のために命を捨てる行動があったことによるものだと思いますが、
かげながら働いたモルデカイという人物について皆さんと考えたいと思います。
このエステル記には神や主という言葉が出てこないことで有名な書簡ですが、主にあってモルデカイはいとこであるエステルを養育し、
王の命令でおとめ達が王宮に集められた時も安否・様子を確かめるために宮殿を行き来していた人物でした。
また、王を暗殺する策略を練っていた者達の手から王を守り、王の命令であってもハマンに膝をかがめなかった人物でした。
彼はそのハマンがユダヤ人の殲滅を計ったことことを知り、同胞のために深い嘆きと断食をもってエステルと共に立った人物でした。
彼は任されたことについて忠実にことを行う人、同胞を愛し、イスラエルのまことの神をおそれる人物であったこと。
王の評価をいち早く求めることをせず、神に信頼している人物であったことがここから読み取れます。
聖書では一瞬で人の人生や劇的な展開を見ることができますが、モルデカイの人生は決して平たんな人生ではありませんでした。
彼はどんなときにも人を恐れることなく神に喜ばれる道、任されている領域で神様にも人にも誠実であった人物でした。
従って、神様からの多くの祝福を得ることとなったのです。
■A:考えてみよう
今任されている領域において神様の助けを求める必要のあることはありませんか?
また、神様の御心を行うことにおいて何に対して恐れを抱いているでしょうか?
■P:祈り
私たちにも光の子どもとして、地の塩として任された領域があります。
その置かれている場所で、人の言葉、顔色を伺いながら生活することもできますが、
聖霊様とともに神様の御心を行うこともできます。
わたしもモルデカイのように今日から始まる一日一日が臆する霊ではなく力と愛と慎みの霊を受けて大胆に神様の臨在を運ぶ者となりたいです。
聖霊様の力にあってわたしもそうなれることを信じます。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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