■S:今日の聖書の言葉
エステル8章:6, 8節
★6どうして私は、私の民族に降りかかるわざわいを見てがまんしておられましょう。また、私の同族の滅びるのを見てがまんしておられましょうか。」
8あなたがたはユダヤ人についてあなたがたのよいと思うように、王の名で書き、王の指輪でそれに印を押しなさい。王の名で書かれ、王の指輪で印が押された文書は、だれも取り消すことができないのだ。」
■O:今日のコラム
エステルは、命をかけて、自分の同胞、ユダヤ民族のため、王に執りなしました。
キリストの花嫁である私たち教会も、同胞のために、花婿なる、王なるイエス様に執りなすことができます。
執りなしの心も、神様から与えられるものです。
信仰の賜物の実です。
「どうして私は、私の民族に降りかかるわざわいを見てがまんしておられましょう。私の同族の滅びるのを見てがまんしておられましょうか。」
主の臨在の中に入り、飢え渇いて御言葉を読んで行く時、父なる神様の心、イエス様の心が与えられます。
私たちはありのままで、無条件で愛されている。
それが分かれば分かるほど、多くの魂がお父さんの愛を知らず、イエス様の十字架が自分のためだと分からず生きている、その現実のために、祈らずにはいられなくなります。
お父さんは、彼らに帰って来て欲しい。
イエス様は、ご自分が代価を支払われたもの、すべての人々の魂を、お父さんの元に届けたい。
花嫁として、友として、子どもとして、私たちは、神様に何を求めても良いのです。一人でも多くの人に、お父さんの家、一番安全な場所に戻って来て欲しいです。
興味深いことは、エステルの願いを聞いて、アハシュエロス王は、「じゃあ、私が前のユダヤ人虐殺の法律を取り消してあげよう」とは言わなかったことです。
その代わり、「あなたがたのよいと思うように、王の名で書き、王の指輪でそれに印を押しなさい。」と言いました。
イエス様が私たちに、その御名を使って何でも求めていいよ、と言ってくださったことに似ていますね。
成長した息子がお父さんに信頼されて、「お前なら、きっと私の心にかなうことに使ってくれるだろう」とお父さんのクレジットカード、銀行のキャッシュカード、車のキーや家の鍵を預けられ「好きなように使っていいよ」と言われているような感じです。
同胞の救いのために、また日々の生活の中で、主の栄光、主の素晴らしさを現すために、王の指輪、主イエスの御名の権威を使って、自由に、大胆に、求めていきましょう。
■A:考えてみよう
今日もイエス様の十字架を通して、お父さんの愛の中に飛び込んで行こう。
自分に注がれている、お父さんの愛を悟らせて下さいと祈ってみよう。
お父さんの愛で心がいっぱいになったなら、お父さんの心を教えて下さいと祈ってみよう。
そして、何でも求めてなさい、と言われた、イエス様の言葉を信じて、欲しいものを求めてみよう。
ヨハネ15:
7あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。
8あなたがたが多くの実を結び、わたしの弟子となることによって、わたしの父は栄光をお受けになるのです。
ヨハネ16:
23その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねません。まことに、まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが父に求めることは何でも、父は、わたしの名によってそれをあなたがたにお与えになります。
24あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。
■P:祈り
お父さん
今日もイエス様の十字架、血潮、肉体の垂れ幕を通して、あなたの至聖所、幕屋の密かな場所に入ります。契約の箱、あがないの蓋の前であなたを崇め礼拝し祈ります。
ケルビムの翼の間から、あなたの御声を聞かせて下さい。
御顔を仰がせて下さい。
あなたの変わることのない愛を、今日も注いで下さい。
あなたの臨在の中から、あなたの愛する人々のために、王の権威、イエス・キリストの御名により、執りなし祈ります。
一人でも多くの日本人が、また、日本にいる外国の方々が、福音を聞き、受け入れて、お父さんの家に帰って来ることができますように。
力ある、イエスの御名により、祈ります。
【 ともこ 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。