■S:今日の聖書の言葉
エステル記4章13〜14節

★モルデカイはエステルに返事を送って言った。「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。

もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」

■O:今日のコラム
先日、メシヤニック・ジュー(イエス・キリストを救い主と信じるユダヤ人)の方々と共に礼拝し証しを聞く機会が与えられました。

何人かの方の証しやメッセージを聞くことが出来ました。
ある方は、メディアを通してイエス様の福音を語り伝道をした数日後に、自分の顔写真が載ったビラが街中にまかれ、そのビラの内容は「この人との関わりを持つな。この人の子どもや家族にも関わるな。」という内容だったそうです。
家に火がつけられ、子どもたちを窓から逃げさせたり、礼拝中に礼拝場のドアが破壊されたり、突然たくさんの宗教家たちが家に押しかけてきて、脅してきたり…etc
実際にイスラエルという国で、主イエスを信じて礼拝することの大変さ、迫害の現実を、知ることが出来ました。

個人的には毎日、イスラエルにいるメシヤニック・ジューたちの礼拝が守られるように、また、彼らが迫害から守られるように祈ってきましたが、今回、彼らの証しを聞くことを通して、この祈りがどれだけ大切か、どれだけ必要な祈りなのか、また、自分の祈りがまだまだ甘かったことなどを思い知ることが出来ました。

私たち日本人は、イスラエルからは遠い東の果ての国に住み、イエス様を礼拝することによって自分や自分の家族の命が危険にさらされることはありません。

けれども、だからこそ、今日の箇所で、モルデカイがエステルにかけた言葉を、自分への言葉として受け取りたいと願います。

我がこととして、イスラエルの民を抱いて、とりなし祈ることは、本当に重要なことであり、その祈りは、一つも地に落ちることなく、遠く離れたイスラエルの民の上に実りをもたらします。
私たち異邦人に救いが届けられるために、覆いを掛けられたイスラエルに、私たちは貸しがあります。
そのお陰で、今の私たちがあるのです。
そして愛する父が愛しているイスラエルを、私たちが愛しとりなすことを、天の父は喜ばれます。

詩篇122:6に「エルサレムの平和のために祈れ」とありますが、実際のヘブル語では、「祈れ」ではなく、「求めよ」だということも、彼らが今回教えてくれました。
それはどういうことか。
つまり、「祈る」のならば、一回祈って終わってしまい、忘れ去られてしまうかも知れない。
けれども「求める」とは『主よ!どうかどうかエルサレムに平和を与えて下さい!』と求め続けること、そして、与えられるまで祈り求め続けることを意味しているそうです。

私たちはエルサレムに主の平和、真の安息が訪れるまで祈り求め続けましょう。
そして、主が先駆けて救いの道を示して下さり、イエス様と出逢ったメシヤニック・ジューたちの守りのためにも、これから益々とりなしていきましょう!

「アロンとその子らに告げて言え。あなたがたはイスラエル人をこのように祝福して言いなさい。
『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
(民数記6:23〜26)

■A:考えてみよう
自分のうちに、イスラエルへの想いはあるだろうか?
無いのであれば、イスラエルを愛する天の父の想い、御父の心が自分の心となるように祈り求めてみよう。

「彼らがわたしの名でイスラエル人のために祈るなら、わたしは彼らを祝福しよう。」(民数記6:27)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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