■S:今日の聖書の言葉
ネヘミヤ記4章7節(ネヘミヤ記3章)

★しかし私たちは、 私たちの神に祈り、 彼らに備えて日夜見張りを置いた。

■O:今日のコラム
シャローム!今朝のマナメールはイスラエルのエルサレムからお届けしています。イエス様がお生まれになり、ダビデが羊飼いの時に人生を過ごしたベツレヘムの街の入口、ラケルがベニヤミンを出産した後召されて葬られたラマット・ラケル(ラケルの墓)という所に滞在しています。
今日の聖書箇所には3章に様々な門が出てきます。ここ、エルサレムに来るとこの様子がよくわかります。今でもいくつかの門は存在し、この目で確認することが出来ます。主は壊された城壁をたて直す志をネヘミヤに与え、祭司や金細工人の手で城壁を次々とたて直して行きます。
しかし、そうすんなりは事が進みません。城壁の再建を聞きつけたものが陰謀を企てます。それに対して通常であればスパイを送ったり、戦士を配備したりするでしょう。ネヘミヤはどうしたでしょうか。

「しかし私たちは、 私たちの神に祈り、 彼らに備えて日夜見張りを置いた。」(ネヘミヤ4:7)

そうです。まず神様に祈ったのです。私たちもネヘミヤから学ぶ必要があります。

・ステップ1:まず祈る

私たちに問題が起こった時、私たちはどのように反応しているでしょうか。いきなり戦おうとしていないでしょうか。イエス様に愛され、イエス様を愛する私たちの戦い方はまず祈ることです。何か問題が起こったなら、全てを一度脇に置きまず祈ることを実践していきましょう。

・ステップ2:見張りを置く

そして、彼らに備えて日夜見張りを置いたと書かれています。この事も重要です。一度解決したと思える全く同じ問題がまたやってくるという事を経験していないでしょうか。もちろん一度で完全に解決することもありますが、そうでない場合もあります。

「汚れた霊が人から出て行って、 水のない地をさまよいながら休み場を捜しますが、 見つかりません。そこで、 『出て来た自分の家に帰ろう』と言って、 帰って見ると、 家はあいていて、 掃除してきちんとかたづいていました。そこで、 出かけて行って、 自分よりも悪いほかの霊を七つ連れて来て、 みな入り込んでそこに住みつくのです。 そうなると、 その人の後の状態は、 初めよりもさらに悪くなります。 邪悪なこの時代もまた、 そういうことになるのです。 」(マタイの福音書12:43-45)

イエス様もこの事を教えてくださっています。一度解決した問題は見張る必要があります。見張りとは祈りと同じような言葉の意味があります。私たちも問題が解決したらそれで大丈夫と安心すること無く、きれいになった心の領域に更に悪いものが入ってこないよう、祈りとみことばによって見張る必要があります。

そして、神に祈り、見張りを置いた次のステップも書かれています。

・ステップ3:御国を解き放つ

「城壁を築く者たち、 荷をかついで運ぶ者たちは、 片手で仕事をし、 片手に投げ槍を堅く握っていた。」(ネヘミヤ4:17)

私たちが職場や学校、家庭で働くときの姿勢がここに書かれています。教会で働く者だけが城壁、神の国をたて上げるのではありません。教会に集う神の家族、全員で城壁をたて上げる必要があります。
「投げやりを堅く握る」という言葉は、「疲れたものを励ます」というの意味があります。片手で仕事をし、また片手で弱っているものを励ますのです。皆さんの周りに弱っている人はいないでしょうか。弱く疲れたものを励ますためには、まず私たちが聖められ、主の愛に満たされている必要があります。すなわち神を愛するという第一の戒めを守ることです。

それに続いて第二の戒め、隣人を愛することが出来ます。私たちは働きつつも、その置かれた場所で神様の愛を周りの人に流し出す必要があります。これこそが働くクリスチャンの生き方です。私もかつて様々な企業で働いていた時には、よくトイレに駆け込んで主に祈り求め、そこで得た知恵と主の愛を持って人々をはげましたことがあります。

職場で、学校で、家庭で、隣人の文句や不満をいうのであれば、それは神の国にはふさわしくありません。私たちは呪いをもたらすものではなく、祝福をもたらすものとして今置かれている場所に遣わされています。これはあなたの意思でもなく、偶然でもなく、神の計画です。あなたは今の所にこの瞬間いなければならないものなのです。そして、その場所で神様の御国を解き放つ責任があります。
そのように言われると重荷になるでしょうか。それは自分でどうにかしようとしているからです。イエス様は言われます。

「すべて、 疲れた人、 重荷を負っている人は、 わたしのところに来なさい。 わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ11:28)

働きながらも、主との親密な関係を持ち続けるなら、そこで安息を得ることが出来ます。そして、安息を得るならあなたの心にシャローム(平安)がやってきて、もはやあなたが戦うのではなく、主ご自身があなたのために戦ってくださいます。
働きながらも弱いものを励ます主の戦士として、遣わされている場所で大きく用いられていくよう、イエス様のお名前で祝福します!

■A:考えてみよう
職場で、学校で、家庭で問題が起こった時、まず祈っているだろうか。これは意識を持って習慣になるまで訓練しなければなかなか難しいことです。なので、激務の中でも主を見上げることができるよう、1秒の礼拝をチャレンジします。主を見上げるきっかけを作ってください。例えば職場であると、電話が鳴ると「主を賛美します」と宣言するなど、自分で工夫して設定してみてください。
そして、見張り続けるためにも祈りの家に来て祈ることをチャレンジします。何か重要な決断をするときには全てを忘れて主の臨在に浸り、その中で重要な決断をしてみてください。祈りのスタッフに声をかけていただけると、一緒にお祈りすることもできます。
そして毎朝、祈りとみことばを音読する習慣をつけましょう。特に、エペソ人への手紙6章10節から18節の神の武具を身につけるみことばを音読し、宣言して見てください。
朝、テレビでニュースをチェックすることも大切かもしれません。しかし、私たちにはそれに優るグッドニュースを求める必要があります。朝起きて、出かけるまでの間の時間の過ごし方を変えましょう。みことば中心の生活にシフトしましょう。
これからやってくる大きな揺り動かしを耐えぬくには、みことばと祈りの生活が欠かせません。共に「すべてをイエス様のために!」という信仰を持って、それぞれ遣わされている場所で戦いましょう。勝利は主のものです!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しゅん 】

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