■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙 第二 4章7節(ヨエル3章)
★私は勇敢に戦い、 走るべき道のりを走り終え、 信仰を守り通しました。
■O:今日のコラム
私たちは終わりの時代に生かされている幸いな人であることを感謝します。まもなくイスラエルの暦ではユダヤ暦5775年が終わり、2015年9月14日から5776年を迎えようとしています。すでに多くの人から語られていると思いますが、この2015年の9月は世界的に見ても非常に重要な月であることが言われています。
最近は薄れていきてるかもしれませんが、私たちも年末になると大掃除をして、新しい年を迎えます。同じように、私たちはこの時期、心の中の大掃除をして、新しい年を迎えたいものです。実際にユダヤでは今週は「スリホット」と呼ばれ、新年に向けて悔い改め、赦していない人々を赦し、そしてメシアの訪れに備えるという一週間を送っています。
さて、今日のみことばですが、パウロが若い牧会者テモテに宛てた手紙の最後の章です。ここでパウロが薦めているのは、次のようなことです。
神の御前で、 また、 生きている人と死んだ人とをさばかれるキリスト・イエスの御前で、 その現れとその御国を思って、 私はおごそかに命じます。みことばを宣べ伝えなさい。 時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。 寛容を尽くし、 絶えず教えながら、 責め、 戒め、 また勧めなさい。(2テモテ4:1-2)
キリストの現れと御国を思って、みことばを述べ伝え、愛を持って聖徒らを教えなさいと励ましています。なぜでしょうか。続く節にその理由が書かれています。
というのは、 人々が健全な教えに耳を貸そうとせず、 自分につごうの良いことを言ってもらうために、 気ままな願いをもって、 次々に教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、 空想話にそれて行くような時代になるからです。2テモテ4:3-4)
健全な教えとは何でしょうか。それは自分の私的解釈を入れること無く、みことばをみことばとして、その真理と奥義を教えることです。もちろん、はげましは必要です。自分にいいことを言ってほしいと願うのは間違っていないでしょう。しかし、みことばを自分の都合のいい所だけ拾い読みし、悔い改めの部分は無視して読まないということは正しい聖書の読み方ではありません。みことばに自分自身を従わせていく事が正しい姿勢です。
今はTwitterやFacebookやブログなどで、誰でも様々な発言を世界にむけてすることが出来ます。技術のある人であれば、その文章力のゆえに自分自身を大きく見せ、発言権を持ち、様々な指南をするでしょう。それは素晴らしいことですが、真実ではありません。私たちの真実はいつもみことばの中にあります。ですから、私たちはそれらのことばをうのみにするのではなく、必ずはたしてそれが正しいか、いつもみことばと照らし合わせる必要があります。
もし、誰かの発言に関して「これはすごい啓示だ!」といって、みことばとわずかにずれた事を信じてしまうのであれば、それこそパウロが警告した空想話にそれていく事になっていまします。みことばは空想話ではありません。真理です。
この真理を命をかけて追求し、守り、見張る事がパウロの言う今日のみことば「私は勇敢に戦い、 走るべき道のりを走り終え、 信仰を守り通しました。」ということではないかと思います。
惑わしの多い終わりの時代、皆様にみことばの真理がますます解き明かされ、その真理の中に生かされることをイエシュアのお名前によって祝福します。
■A:考えてみよう
みことばの真理を探り求める事に命をかけよう。そのために、みことばの土台であるトーラー(創世記・出エジプト記・レビ記・民数記・申命記)の真理を探り求めよう。ここに聖書の土台があります。イエス様のされたこと、言われたこと、また使徒たちの手紙の中から、そして黙示録から、トーラーの真理を見出していきましょう。聖書に書かれているのははじめから終わりまで一貫した真理と愛の神です。自分のための楽しみを脇においてでも、みことばと祈りに専念する9月であることをチャレンジします。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しゅん 】
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アーメンです。
私も走ってきたように、思います。
新宿のメンバー40人が、イスラエルで祈っている期間は、
私も、天国を思い、礼拝と祈りを中心に過ごし、主を日々待ちたいと考えています。
しゅんさん、いつも励ましのメッセージ感謝です。
今日は、この言葉が、ピタッと来ました。