■S: 今日の聖書の言葉
ルカ22章44節(箴言22章)

★イエスは、苦しみもだえて、いよいよ切に祈られた。汗が血のしずくのように地に落ちた。

■O: 今日のコラム
イエス様を通して父なる神様を仰ぎ見る時、いつも変わらず注がれる天の神様の愛。
神様との間に仕切りが出来てしまう時も、助けを求めるなら、それを教えてくださり、悔い改めに導いてくださり、何度でも赦し、清め、義の道に戻してくださる、神様の恵み。

父なる神様の変わることのない、尽きることのない愛に包まれる時に、イエス様が十字架で勝ち取ってくださった、子としての身分、お父さんとの関係、成し遂げてくださったことがどれほど素晴らしい恵みなのか、まだそのほんの一部しかわかりませんが、それでも、感謝で心がいっぱいになります。

神様は完全な愛の方で、イエス様が十字架に架からなくても、イエス様を責める、とか拒絶する、とか裁くとか、される方ではありません。
イエス様には完全な愛と自由があったのです。
十字架に架かっても架からなくても、父なる神様のイエス様に対する愛は変わらない。
ご自分のためには、十字架に架かる必要はなかった。
十字架から下りる自由も、権利も、力もあった。さげすみやののしり、拒絶、嘲弄を、受けない道もあった。

だからこそ、十字架の前のゲッセマネの園での祈りの中、イエス様には想像を絶する誘惑があったのでしょう。

それなのに、なぜ、イエス様はそのような、私たちには、到底測り知ることのできないほどの苦しみを受けてくださったのでしょう。

イザヤ53章3節 彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、悲しみの人で病を知っていた。人が顔をそむけるほどさげすまれ、私たちも彼を尊ばなかった。

イエス様には、なんとかしてこの素晴らしいお父さんの心を満たしたい、というお父さんへの強い激しい愛と、お父さんを離れて苦しみ、滅びに向かっている人類に対する強い憐れみ、激しい熱心さがありました。
この愛のゆえに、主の御前から投げ捨てられ、御父の愛から引き裂かれる状態、また、全世界にあるすべての憎しみ、怒り、殺意、叫び、恐怖、痛み、汚れ…そのすべてを身に負うその道を、祈りの戦いの中で、選び取ってくださいました。

イザヤ53章10-12節 しかし、彼を砕いて、痛めることは主のみこころであった。もし彼が、自分のいのちを罪過のためのいけにえとするなら、彼は末長く、子孫を見ることができ、主のみこころは彼によって成し遂げられる。彼は、自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て、満足する。わたしの正しいしもべは、その知識によって多くの人を義とし、彼らの咎を彼がになう。それゆえ、わたしは、多くの人々を彼に分け与え、彼は強者たちを分捕り物としてわかちとる。彼が自分のいのちを死に明け渡し、そむいた人たちとともに数えられたからである。彼は多くの人の罪を負い、そむいた人たちのためにとりなしをする。

■A: 考えてみよう 
イエス様は、十字架の苦しみがどういう意味なのか、よくわかり、父なる神様の愛の素晴らしさをだれよりもよく知り、ご自分の自由についてもよくわかり、しかし、十字架の先にある御父の喜び、救われる人たち、いやされ、解放される人々の喜びを見て、祈りの中で、苦しみの道を選びとってくださいました。

私たちも、イエス様の十字架の何億分の一の苦しみかもしれないけれど、主のために苦しむ道が日々用意されています。
その道を選ばなくても、神様の素晴らしい愛はまったく変わらない。
でも、もし、私たちが、主の喜びのため人々の喜びのために、自分の十字架を負ってイエス様について行く、という道を選ぶなら、人々が神様の愛を知る、という報いをいただくことができる。

■P: 祈り
イエス様、血を流すほど苦しんで闘って、私たちの命を買い取ってくださって、お父さんの元に帰る道を開いてくださって本当に本当にありがとうございます。

そのお父さんの愛、お父さんの心を、今日ももっと悟らせてください。

私は、その愛に応えたいです。お父さんの心を満たせるように、一人でも多くの人がお父さんの愛を知ることができるように、今日も目を覚まして祈り、誘惑に打ち勝つことができますように。
自分の十字架を負い、イエス様に従い、神様を愛する道を選ぶことができますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン

【 ともこ 】

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