■S:今日の聖書の言葉
箴言20章26節(ルカの福音書 20章)

★知恵のある王は悪者どもをふるいにかけ、彼らの上で車輪を引き回す。

■O:今日のコラム
私たちは日々、何かの選択や決断をしなければなりません。
日々の選択や決断は大きなものから小さなものまであります。
皆さんは、どのように選択し決断しているでしょうか?

何か、大切なことを選択する時、その選択が『善』と『悪』が明確であればもちろん『善』を選ぶかも知れません。
善と悪がはっきりしていなければ、
それが聖霊様に喜ばれるべきものなのか、どうかを考えます。
また祈り求め、御霊の声に耳を傾けます。
大切な方、聖霊様の心を選ぶこと、御父の御心に叶うものを選択することが、私たちの喜びであり、それが私にとっても最善であることを私たちは知っています。

最近、私が何か大切なことを選択する時に、決めるためのヒントとしているものが一つあります。
それは、その選択するものが「永遠」に関係するものであるかどうか、です。

今日の箇所で、王は「彼らの上で車輪を引き回す。」とありますが、この「車輪」は英語訳(NIV)には「脱穀機の車輪」と記されています。

再臨の主は、ふるわれるべきものをふるいにかける、裁き主として来られます。
実の無いもの、永遠につながらないものは、脱穀機の中で、もみ殻として風に飛ばされ、実の入った重いものだけが、主の御手の中に残されるでしょう。

日差しが強い日に、サングラスをかけると、白浮きしていた全ての景色が、サングラスによって、くっきりと輪郭まで見えるようになります。

私たちが、日頃、大切にしているものが、「永遠」というサングラスをかけて見ると、驚くほど価値の無いものであったりします。
この世で、人々が大切にしているものを、「永遠」という尺度ので測る時、実は何の価値も無いものであることに気付かされます。

伝道者の書3:11には、神は

『人の心に永遠への思いを与えられた。』

とあります。

主が私たちに与えて下さっている「永遠への思い」をもって、私たちが日々、主の御心に叶うものを選び、永遠につながるものに価値を置いていきましょう。

『こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。』(第一コリント13:13)

■A:考えてみよう
自分が価値を置いているものは、「永遠」という尺度の中で、見る時、どのようなものだろうか?

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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