■S:今日の聖書の言葉
2歴代誌23章1-11節(2歴代誌 24章)
★その第七年目に、エホヤダは奮い立って、……こう言った。「ご覧のとおり、主がダビデの子孫について約束されたように、王の子が王となるのです。…」……王の子を連れ出し、彼に王冠をかぶらせ、さとしの書を渡して、彼を王と宣言した。
■O: 今日のコラム
神様には多くの具体的なご計画、戦略がありますが、その一つは、ダビデの子孫の王座が堅く立つ(その王としての家系が続く)(2サムエル7章)、その子孫から救い主が生まれる(イザヤ9:6-7他)、ということでした。
神様の御心なら、放っておいても実現するでしょうか?
神様はもちろんご自分一人で、すべてを成し遂げることの出来る方です。しかし、聖書を見ると、神様は敢えて人間を用いてご自分のご計画を成し遂げることを、喜ばれるようです。
当時ユダ王国は、アタルヤ(ユダ国王ヨラムの妻、アハズヤ王の王母、イスラエル王国でひどい偶像崇拝をしたオムリの孫、アハブの娘)が乗っ取って女王となり支配していました。
神様は約束されたことを守られます。
ダビデに、「あなたの家系からイスラエルの王座に着く者が絶えることはない」と約束された神様は、ダビデ王の家系から、必ず王が出るように、ダビデの子孫を守り、導く事が必要でした。その時、目を留めたのが祭司エホヤダとその妻エホシェバでした。
女王アタルヤの陰謀で、ダビデの子孫が皆殺しにされそうだった時、エホシェバが赤ちゃんだったヨアシュを盗み出し、アタルヤから隠して育て、エホヤダがすべての準備をして、しかるべき時に、油注いで王としました。
1)エホヤダはまず神様のご計画、御心を知る必要がありました。彼は主がダビデに約束されたことを覚えていました。神様のご計画をつかみました。
2)信仰によって、主のご計画を受け止め、そのために自分がなすべき役割を受け止めました。
3)命の危険を冒して、この計画を実行に移しました。
神様は夢を持っておられます。願い、ご計画を持っておられます。
そして、世界中を見渡して、ご自分のご計画、夢、秘密を、打ち明ける人々を探しておられます。
また世界中に、神様の御心を慕い求め、探り出し、見つけ出す人たちがいます。
その人たちが、その神様のご計画を握って祈り出す時、またそのご計画を信仰によって受け止め、そのご計画に同意して実現を信じて行く時に、天の領域が動きだし、その人たちの信仰と告白、宣言によって、主の御心が解き放たれていきます。
また、彼らが、神様のご計画の中の自分が果たすべき責任を、見いだし、握りしめ、その責任、使命を果たして行く時に、神様のご計画が成し遂げられて行くのです。
■A: 考えてみよう
祭司エホヤダとその妻エホシェバは、神様の偉大なご計画の一部の中で、自分たちの役割を見つけ出し、奮い立って、命の危険を冒して、その使命を果たして行きました。そのために、自分の人生を捧げて準備をしていきました。
神様は、今の時代も、ご自分のご計画を実現するために、協力する人たちを捜し、見つけ出しては、一人一人を招いておられると信じます。
もし、私たちが神様に協力するなら、神様は私たちを用いて、ご計画を実現してくださるでしょう。私たちが、この招きに応答しないなら、神様は別の人のところに行かれるでしょう。
神様が実現したいご計画はなんでしょう。
その中で自分が祈るべきこと、実行すべきこと、準備すべきことはなんでしょう。
■P: 祈り
知恵と啓示の御霊、真理の御霊、助け主、聖霊様。
私たちの霊の目を開いてください。神様の偉大なご計画を見させてください。聖書を読む時に、御心を悟らせてください。
神様のご計画、夢、願いが実現するよう、今日も祈ります。御国が来ますように。御心が天でなされるように地でもなされますように。
その、ご計画の中の、私が果たすべき責任、使命を悟らせてください。今日、それを実行できるよう、私の心を奮い立たせ、その実現のために必要な準備をさせてください。
イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン
【 ともこ 】
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