■S:今日の聖書の言葉
2歴代誌12章14節
★「彼は悪事を行った。すなわち、その心を定めて常に主を求めることをしなかった。」
■O:今日のコラム
ソロモン王により異教の神々がイスラエルに入り込みました。
息子のレハブアムも王位が確立すると、主の律法を捨て去ったとあります。
ダビデ王とは違い、ソロモンもレハブアムも主を悲しませる者となってしまいました。
ソロモン王は最初は良かったのですが。
今日の箇所ではレハブアムのことが描かれています。
レハブアムが主の律法を捨て去ることになった原因はどこにあるのでしょうか?
2歴代誌12章14節
「彼は悪事を行った。すなわち、その心を定めて常に主を求めることをしなかった。」
この箇所から、レハブアムの失敗の大きな原因は「心を定めて常に主を求めることをしなかった」
ことに原因があります。
一時的に主に立ち返り、その父ダビデの道に歩んだこともありましたが、
絶えず主を求めることはしませんでした。
国の指導者である王は民の心を主に向けさせる必要があります。
ダビデはそのような王でした。ダビデの晩年の最後までイスラエルの民に
主を礼拝させることを止めませんでした。
1歴代誌29章20節
そして、ダビデは全集団に向かって、「あなたがたの神、主をほめたたえなさい」と言った。
すると全集団は、父祖の神、主をほめたたえ、ひざまずいて、主と王とを礼拝した。
このように人々の心を主に向けさせることができるリーダーが、
教会の中に数多く立ち上がることを心から願います。
レハブアムの失敗から私たちは多く学ぶことができます。
その中でも人が成功しているときにこそ一番の注意が
必要であることが学び取れます。
レハブアムは王位を確立してどんどん力を増して行きました。
しかし、このような祝福は全て天の父から頂いたものです。
その栄光をまるで自分が成し遂げたかのように錯覚してしまうと大変なことになります。
レハブアムは高ぶってしまい、主の律法を捨て去ってしまいました。
王が悪くなると、それに続く民も王のすることを真似するようになります。
こうして全イスラエルも主の律法を軽んじるようになって行くのでした(Ⅱ歴12:1)
私たちはこのような一連の流れを見るときに、ダビデの姿を真似る必要があります。
ダビデはとにかく主の御心を第一に求め、主の律法を絶えず愛していた器です。
ダビデはあらゆるときに主を褒め称えていました。
サウル王に追われて絶対絶命のときにも主の律法を愛し、主の御心を求めていました。
また、ダビデが王になり富と栄誉が神様から与えられ、繁栄しているときも主と御言葉を愛すること
を止めませんでした。
■A:考えてみよう
私たちの心に高ぶりが無いか、絶えず確認しましょう。
■P:祈り
主よ感謝します。
ときが良くても悪くても、常に主を求めることを選択することができますように。
私の心をお守りください。
イエス様のお名前によってお祈りします。 アーメン
【 あっきー 】
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