■S:今日の聖書の言葉
第一歴代誌28章6節

★そして、私にこう仰せられた。「あなたの子ソロモンが、わたしの家とわたしの庭を建てる。わたしが彼をわたしの子として選び、わたしが彼の父となるからだ。」

第一歴代誌28章20節

★それから、ダビデはその子ソロモンに言った。「強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともに
おられるのだからーー。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕のすべての仕事を完成させてくださる。」

■O:今日のコラム
みなさんは自分の担当している仕事や奉仕、ポジションなどを後輩や部下に任せたとか譲ったという経験がありますか?
その時、私たちはどのような反応するでしょうか?任せるとき自分が下げられたと感じますか、それとも喜びを感じますか?
ビジネスの考え方の一つに、
[[人材育成 =(知識+知恵+意欲)×機会]]
という人材育成の方程式があるそうです。
必要な知識を与え、それを賢く運用する知恵を備え、心に情熱を注ぐ。これらが合わさったところに実践する場を設けてあげるという意味です。
機会を与えれば与えるほど、その人の成長は倍増していく。素晴らしいことですね。

私はこれまで多くの先輩方が寛大な心でいろいろな働きを任せてくださり成長の場を与えられたことを心から感謝しています。少々おぼつかないところや荒削りなところがあっても、時に失敗したとしても、諦めず任せ続け長い目で見ててくれたからこそ今の私があることをひしひしと感じます。
まだ20代そこそこの手習いの者ですから、これからも多くのことを学んでいかなければなりません。
しかし、それと同時に今の未熟な中にあっても父の心を持ち、後進にいつでも自分のやってきたことを喜んで任せられるように準備する者でありたいと思っています。
機会を与えられたその人の成長が倍増していくの見ることができるからです。
神の子として歩む私たちは、ともに働く誰かと上司や部下・後輩の関係を超えて「父と子」の関係として本当に良いものを流し、受け継ぐことができます。そうするとき、ダビデに与えられた「仕様書」天のデザインを、ソロモンがこの地に具現化していくのです。世代を超えて生きて働かれる神様をほめたたえます。

■A:考えてみよう
御国を立て上げるために、任せたほうが主の御心がよりスムーズに成し遂げられることはどの領域ですか?
逆に、自分にしかできないことはどんなことですか?

■P:祈り
すべての世代に神の国の喜びが満ちあふれますように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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