■S:今日の聖書の言葉
エペソ2章20節〜22節
★あなたがたは使徒と預言者という土台の上に建てられており、キリスト・イエスご自身がその礎石です。
この方にあって、組み合わされた建物の全体が成長し、主にある聖なる宮となるのであり、
このキリストにあって、あなたがたもともに建てられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。
■O:今日のコラム
教会の中のスモールグループや、交わりの集まりの単位を、私たちはよくセル(細胞)グループと呼んだりします。
そのように、私たち1人ひとりは、神の御体の細胞のようなものです。
Aさんという方の細胞の一つひとつに、AさんをAさんらしくするDNAが入っているように、私たちの体の中の細胞の一つひとつに、その人をその人たらしめるDNAがあります。
同じように、キリストの御体の細胞である私たち1人ひとりには、御子イエス・キリストのDNAがしっかりと入っているのです。
けれども、細胞の一つがいくら完璧であったとしても、体の中に組み込まれず、単細胞として成り立つことはないですし、単独で生きていくことは出来ません。
病んだり弱ったりした細胞が回復することや、新しく生まれた細胞が成長し、さらに活性化されることは、体全体にとって有益です。
教会の中で、互いの弱さが見えるでしょうか。教会同士で互いの弱さが見えるでしょうか。
私たちはそれぞれ組み合わされた1つの建物であり、キリストを礎石とした聖なる宮です。
1つの細胞だけが健全で1つの器官だけが丈夫なだけでは、体は完成しません。
胃がどれだけ丈夫でも、心臓が弱いなら、体は弱いです。人差し指だけが成長しても、他の指が成長しないならば、何かを握ることは出来ません。
たったひとつの細胞が病むだけで、体全体が病気になっていきます。
ですから、互いの弱さを責めて、壊すことをする代わりに、1人ひとりが、また1つのひとつの神の教会が建て上げられていくことを、心の願いとしていきましょう。
隣人が建て上げられることが、私たちが神の御体として建て上げられ、完成していくことにつながります。
■A:考えてみよう
是非、互いを自分の体の一部として、互いの弱さを担い、また、互いの、良きとりなしてとなっていきましょう!
『キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、
ご自分の肉において、敵意を廃棄された方です。敵意とは、さまざまの規定から成り立っている戒めの律法なのです。このことは、二つのものをご自身において新しいひとりの人に造り上げて、平和を実現するためであり、
また、両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。』(エペソ2:14〜16)
そして、今日、これを読んでおられる皆さまに是非、ともに心を合わせてお祈り頂きたいことがあります。
1ヶ月前、イスラム国ISが、エルサレムにビラを配り、ひとつのことを宣告しました。
その内容は「エルサレムにいるすべてのクリスチャンは17日までに、エルサレムから出ていくように。
もし出ていかなければ17日以降は、エルサレムにいるすべてのクリスチャンの命を断つ」というものです。
その期日は明日に迫っています。
「キリストこそ私たちの平和で」(エペソ2:14)あります。
この時に、主の御心がエルサレムでなされるように、そしてエルサレムの平和のために、主のシャロームがエルサレムに豊かにあるように、どうぞ覚えてお祈り下さい。
『エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。
おまえの城壁のうちには、平和があるように。おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」』
(詩篇122:6,7)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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