■S:今日の聖書の言葉
1歴代誌15章28〜29節

★全イスラエルは、歓声をあげ、角笛、ラッパ、シンバルを鳴らし、十弦の琴と立琴とを響かせて、主の契約の箱を運び上った。こうして、主の契約の箱はダビデの町にはいった。サウルの娘ミカルは、窓から見おろし、ダビデ王がとびはねて喜び踊っているのを見て、心の中で彼をさげすんだ。

■O:今日のコラム
第一歴代誌15章からいよいよダビデの幕屋が建てられ、絶え間ない賛美と祈りが主の御前に立ち昇り、満ち満ちた礼拝がエルサレムの中心でスタートする事となります。

旧約聖書において主の臨在が最も顕著に現される契約の箱をエルサレムのダビデの家に携え上った時、ダビデは嬉しさのあまり喜び踊り、歓声を上げて主を褒め称え、主の臨在を自分の町へと歓迎しました。

しかしサウルの娘ミカルは、そのダビデの礼拝を見てさげすみました。

私達が力いっぱい主に礼拝を捧げる時、自分の心の中にあるミカルの性質に勝利しなければなりません。時に教会の賛美の時間も「なぜ皆は熱狂して主に叫び、踊り、喜び、声を張り上げて賛美しているのか?こんな騒がしい礼拝をしても意味がない。」と、私達の内から礼拝をさげすむ思いが湧き上がって来るかも知れません。

また時には、個人の時間においても「礼拝したり、祈りに時間を割いても無駄だ。もっと自分を楽しませる事をしたい。」と思う事もあるでしょう。

この様なミカルの心に打ち勝とうではありませんか。ミカルの心を持った結果、主の為に命ある働きは何一つ生み出せなくなります。聖書には「サウルの娘ミカルには死ぬまで子どもがなかった。」(2サムエル6:23)と書かれています。

ダビデが主に愛された理由は、ダビデ自身が何にも勝って主の臨在を慕い求め、自分の人生も命も全てをかけて主を礼拝した器だったからでした。以下の御言葉を共に心に留めましょう。

《申命記6:5》
心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。

《1サムエル記2:30》
それゆえ、・・イスラエルの神、主の御告げだ・・あなたの家と、あなたの父の家とは、永遠にわたしの前を歩む、と確かに言ったが、今や、・・主の御告げだ・・絶対にそんなことはない。わたしは、わたしを尊ぶ者を尊ぶ。わたしをさげすむ者は軽んじられる。

《箴言8:17》わたしを愛する者を、わたしは愛する。わたしを熱心に捜す者は、わたしを見つける。

《ヤコブ4:8》
神に近づきなさい。そうすれば、神はあなたがたに近づいてくださいます。罪ある人たち。手を洗いきよめなさい。二心の人たち。心を清くしなさい。

■A:考えてみよう
今日、御言葉を心に留めダビデの様に主を慕い求めて生きましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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一つのコメント


  1. 鷺谷義和 より:

    ミカルの心に打ち勝ち、ひたすらダビデの心を求めます。

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