■S:今日の聖書の言葉
1コリント12章:7〜11節

★しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現われが与えられているのです。ある人には御霊によって知恵のことばが与えられ、ほかの人には同じ御霊にかなう知識のことばが与えられ、またある人には同じ御霊による信仰が与えられ、ある人には同一の御霊によって、いやしの賜物が与えられ、ある人には奇蹟を行なう力、ある人には預言、ある人には霊を見分ける力、ある人には異言、ある人には異言を解き明かす力が与えられています。しかし、同一の御霊がこれらすべてのことをなさるのであって、みこころのままに、おのおのにそれぞれの賜物を分け与えてくださるのです。

■O:今日のコラム
今日の箇所には御霊による9つの賜物が記されていますが、その賜物が与えられる目的は、「みなの益となるため」です。

多くの人々は賜物に対してあまりにも大きな興味を持つか、警戒感を持つかのどちらかの反応を示します。

賜物に興味を持つ人々は、賜物を豊かに持つ人に大きな注目を寄せる事がありますが、私達が絶えず覚える必要があるのは、「御霊がこれらすべてのことをなさる」と聖書に記されている通り、絶えずその与え主なるイエス様に目を向ける必要がある事です。
また賜物を用いる者も、人々の注目を自分自身にでは無く、主に向ける責任があります。

多くの人々が賜物に傷つき賜物を警戒する問題の原因は、賜物自体にあるのでは無く、賜物を用いる人々の人格にあります。

例えばトラックが大きな事故を起こしたニュースが流れた時「やっぱりトラックは悪い、あんな大きな車は危険だ。全てのトラックは間違っている。」とはなりません。トラックは安全に運転すれば沢山の荷物を運ぶ事が出来る便利な乗り物です。しかし、誰がハンドルを握り運転するかによって、それが祝福をもたらす道具にも、死をもたらす道具にもなり得ます。

賜物も同じ様に、賜物自体は聖霊様から与えられるものなので全てが良いものです。しかし、それを誰が用いるか?と言う事はとても重要な事です。それなので、御霊の賜物を豊かに用いたいと願う私達は、それと同時に御霊の実を豊かに結ぶ人格を持つ事も切に追い求める必要があります。

■A:考えてみよう
上記の御言葉を再度読み、御霊の9つの賜物を確認し、それを求めましょう。

また下記の御言葉を読み、御霊の実を結ぶ事を切に追い求めましょう。

「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。このようなものを禁ずる律法はありません。」(ガラテヤ5:22〜23)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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