■S:今日の聖書の言葉
エゼキエル書22章28節
★その町の預言者たちは、むなしい幻を見、まやかしの占いをして、しっくいで上塗りをし、主が語られないのに『神である主がこう仰せられる。』と言っている。
■O:今日のコラム
今日、日本にはあらゆる食べ物が満ちています。食べ物が豊かにあることは大きな恵みです。
けれども、食物の全てが体にいいと言うわけではなく、物によっては体にとって有害な場合もあります。
残念なことに、そのように、健康に悪い食物であっても、普通に世の中に出回ってしまっているのが現状です。
そのような中で、よく「消費者側が賢くならなくてはならない」と言われています。
今日の箇所エゼキエル書では、「預言者たちは、むなしい幻を見、…主が語られないのに『神である主がこう仰せられる』と言っている。」とあるように、この街の預言者が偽りを語っていたことを、神様はエゼキエルを通して指摘されました。
ここでの「むなしい」の語源は“ショー”と言って「破壊」という意味があります。
このことから、預言者が偽りの幻を見、それによって偽りを語るなら、また、まどわしを語るなら、それは聞く者に破滅をもたらすことが分かります。
第1列王記22:23で
「 今、ご覧のとおり、主はここにいるあなたのすべての預言者の口に偽りを言う霊を授けられました。主はあなたに下るわざわいを告げられたのです。」とあるように、「偽りを言う霊」は預言者の上に来ます。
これから、益々、預言の賜物が開かれてゆき、日本でも多くの預言を語る者が増えていくだろうと思います。
キリストの御体である教会が強められていくために、それは日本でも是非開かれていく必要のある領域だと信じます。
けれども第1ヨハネ4:1では
「 愛する者たち。霊だからといって、みな信じてはいけません。それらの霊が神からのものかどうかを、ためしなさい。なぜなら、にせ預言者がたくさん世に出て来たからです。」とあるように、私たちは、それら、語られた言葉が、偽りか真理か、偽りの霊からか、真理の御霊からかを見分けていく必要があります。
すべての食物が、有益か否かを、消費者が賢く選ぶように、私たちは、真理と偽りを見分けなければならないとのです。
そのために必要なのは、何でしょう?
ひとつは、御霊に満たされることが、必要です。
聖霊様が私たちの内に豊かに住まわれ、生きておられるなら、御霊がすべてのことを教えて(ヨハネ14:26)、真理と偽りを見分ける力を与えて下さいます。
そして、もうひとつ私たちが決して忘れてはならないのは、みことばの土台に立つ、ということです。
使徒の働き17:11に出てくるベレヤに住むユダヤ人たちのように「はたしてそのとおりかどうかと毎日聖書を調べ」るのです。語られている言葉が、『書かれていることを越え』ていないかどうか(Iコリント4:6)、私たちはいつもみことばに立ち返ることが、とても重要です。
私たちは日々、御霊によってきよめられ(Iコリ6:11)、また御言葉によってきよめられて(ヨハネ15:3)いきましょう!
■A:考えてみよう
今日も御言葉を握って祈り、御言葉を通して主の素晴らしさを味わい見つめていきましょう(詩篇34:8)
そして御霊に満たされ(エペソ5:18)、知恵と啓示の御霊の助けによって真理を知り悟ることが出来るよう、求めていきましょう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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