■S:今日の聖書の言葉
エゼキエル書13章7~9節

★7 あなたがたはむなしい幻を見、まやかしの占いをしていたではないか。わたしが語りもしないのに『主の御告げ』と言っている。

8 それゆえ、神である主はこう仰せられる。あなたがたは、むなしいことを語り、まやかしの幻を見ている。それゆえ今、わたしはあなたがたに立ち向かう。―神である主の御告げ―

9 わたしは、むなしい幻を見、まやかしの占いをしている預言者どもに手を下す。彼らはわたしの民の交わりに加えられず、イスラエルの家の籍にも入れられない。イスラエルの地にも入ることができない。このとき、あなたがたは、わたしが神、主であることを知ろう。

マルコによる福音書11章13~14,20~21節

★13 葉の茂ったいちじくの木が遠くに見えたので、それに何かありはしないかと見に行かれたが、そこに来ると、葉の他には何もないのに気づかれた。いちじくのなる季節ではなかったからである。

14 イエスは、その木に向かって言われた。「今後、いつまでも、だれもおまえの実を食べることのないように。」弟子たちはこれを聞いていた。

20 朝早く、通りがかりに見ると、いちじくの木が根まで枯れていた。

21 ペテロは思い出して、イエスに言った。「先生。ご覧なさい。あなたののろわれたいちじくの木が枯れました。」

■O:今日のコラム
5月26日の朝です。今日1日、主の御言葉を宣言し、御言葉を種まきしていきましょう。主が、主のタイミングで葉と共に実を結ばせてくださるからです。

葉の繁ったいちじくをイエス様は、御言葉の宣言によって枯らしてしまいました。イエス様、ひどいことするなぁと思ってしまいます。
いちじくは、夏から秋にかけて葉が繁り始めると実も一緒に成長していく植物です。春はまだ葉が繁る時季ではありません。しかし、このいちじくは、過越の祭りの時季、現在の3月、4月くらいに葉を繁らせていたのです。季節外れのいちじくだったのです。

主は、僕らに、一番必要なタイミングで御言葉を与えてくださいます。主は、僕らが無理矢理に今の状況を頑張って変えることを望んでいないのだと思います。平安のない時には、素直に主に向かい「平安がありません。主の平安を与えてください」と主の前に正直になることが必要です。
「あなたがたのうちに苦しんでいる人がいますか。その人は祈りなさい。喜んでいる人がいますか。その人は賛美しなさい。」(ヤコブ5:13)
主は、慈愛に富み、あわれみに満ちておられる方です。その時に必要な御言葉を与えてくださいます。御言葉が与えられていないのに、無理矢理に宣言し、まやかしの幻を見てはいけないのです。主は、僕らが無理矢理に葉を繁らせることに対して、ストップされるのです。

イエス様の十字架と復活の勝利の前には、ゲッセマネでの深いうめきの祈りがあったことを感謝します。イエス様は、絶えず、天のお父さんの前で、素直な子供として、どんなことでも話していました。そして、お父さんからの言葉を聴いていました。そこから芽吹き、葉を繁らせ、実を結ばせていきました。イエス様の十字架と復活の実は、完璧なタイミングでなされていきました。

だから、今日1日、主から与えられる信仰の種を宣言できるよう、祈り、求め続けていきましょう。主は、僕らに、葉と共に実を結ばせてくださいます。

■A:考えてみよう
天のお父さんの臨在を求めていきましょう。イエス様の御言葉を求めていきましょう。御霊の実を結ばせていけるよう、聖霊様を求めていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひろみち 】

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