新宿シャローム教会 Shinjuku Shalom Church

■S:今日の聖書の言葉
１列王記５：１２

★主は約束どおり、ソロモンに知恵を賜ったので、ヒラムとソロモンの間には平和が保たれ、ふたりは契約を結んだ。

■O:今日のコラム
主は約束を守られるお方であり、主のみことばの約束は必ず成されることを信じていますか？
主が仰せられたことは、必ずその通りになることを信じていますか？
主が言ったことは、私たちの能力、思い、行いではなく、ただ主の真実さにより、主の誠実さにより、主のご性質と主の御力によって実現していきます。
私たちがみことばを守ろうとする以上に、それを遥かに超えて、主はみことばを守れらるお方です。
今日の箇所にあるように、主は“約束どおり”、ソロモンに知恵を与えました。
主は約束を忘れないお方です。たとえ、私たちが主の言ったこと、また私たちが主に言ったことを忘れてしまうことがあっても、主は私たちが言ったことも、ご自分の言ったことも決して忘れずに守られる方です。
主が約束どおりにソロモンに知恵を賜った結果、ツロの王ヒラムとソロモンの間に“平和”が保たれ、契約が結ばれ、ヒラムの協力により、神様の計画である、神殿建設が成しとげられていったのです。
主の知恵によって、“平和（シャローム）”が与えられたのです。
主はソロモンに知恵を与えましたが、１列王記５章に書かれているソロモンがヒラムに対して言ったこと、交渉したことは特別に知恵深い言葉や、知恵にあふれた言葉であるようには感じとれない気がします。
しかし、聖書には、主が知恵をくださったので、その結果“平和”が保たれたと書かれています。
それは、なぜでしょうか？
主の知恵、上からの知恵の一つの性質は“平和”だからです。
「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に“平和”、寛容、温順であり、またあわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。」ヤコブ３：１７
聖書での平和（旧約：シャローム、新約：エイレーネー）は平安とも訳されている単語です。
上からの知恵、主の知恵は、私たちに平安を与えます。
それは、私たちが主の計画を成していくために、私たちと人々の間にもたらされる平和でもあり、私たちの心がいつも主に満たされ、御国にあるものだけで満たされ、どんな状況でも御国の領域で歩むために私たちの心に与えられる平安でもあります。
平和、平安は、主のご性質であり、御霊の実であり、天にある状況、雰囲気です。
私たちにとって絶えず平安、平和があることはとても大切なことです。私たちは神の子として、いつも主に、天にあるものに心を満たされている必要があります。
神の子は、絶えず平安を持っているからです。
そして、私たちの心に平安があるとき、私たちは私たちのうちにある平安を流していくことができます。私たちの心に平安があるとき、荒れ狂う波をも静めることができます。
神の子である私たちのうち・心にあるものが、外の状況を変えていくからです。神の子である私たちのうちにあるものが、外の状況に現されていくからです。
復活したイエス様も、また使徒パウロも手紙の中で、「平安があるように」と繰り返し言っています。
しかしながら、目の前にある様々な状況や問題、それらに対する自分の感情などによって、私たちは、平安を失ってしまうこともあります。
ですが、「平安、平和」が与えられることは、私たちの約束であることを、今一度覚えたいと思います。
「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」ヨハネ１４：２７
平安が与えられるのは、主の約束です。イエス様によって、私たちは平安が与えられているのです。
そして、平和・平安は上からの知恵、神の知恵です。しかし、私たちには、神の知恵も、願うならば惜しげなく、とがめることなく与えられるという約束があります。
「あなたがたの中に知恵の欠けた人がいるなら、その人は、だれにでも惜しげなく、とがめることなくお与えになる神に願いなさい。そうすればきっと与えられます。」ヤコブ１：５

■A：考えてみよう
今日、私たちの状況、問題、感情によらず、主のみことばの約束に立ち、平和・平安、神様の知恵が与えられるよう願いましょう。

そして、みことばを宣言し、祈りましょう。

「平安があなたがたにあるように」ヨハネ２０：１９、２１、２６

「地の上に、平和が、みこころに叶う人々にあるように。」ルカ２：１４

「主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。」民数記６：２６

心に平安がない、心が主のもので満たされていないなら、自分自身に対して、平安を宣言しましょう。

目の前の状況や、人間関係に、平和がないならば、その問題に対して、平和を宣言しましょう。

私たちの家族、教会、町、国に平和、平安を宣言しましょう。

私たちは神の子なので、私たちの宣言には力があります。みことばには力があります。

主の約束は、主ご自身がその御力をもって、約束をなしとげてくださいます。

主は約束を守られるお方だからです。

■P：祈り
私たちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安が私の上に今日もありますように。

今、少しも疑わずに、信じて願います。天のお父さん、イエス様の御名で祈り、願います。上からの知恵、神の知恵を私に与えてください。

願ったことは、すでに与えられたことを感謝します。

今日も主が御顔を私に向け、私に平安を与えられますように。

主が御顔を神の家族に向け、神の家族に平安を与えられますように。

主が御顔を日本に向け、日本に平安を与えられますように。
愛するイエス様の御名で宣言し、お祈りします。アーメン。

【 ありさ 】