■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙16章20節(エレミヤ49章)

★平和の神は、 すみやかに、 あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。
どうか、 私たちの主イエスの恵みが、 あなたがたとともにありますように。

■O:今日のコラム
私たち日本人にとっての神観とは、どのようなものでしょうか。私はかつて、神は「罰する神、怖い神、裁く神」という思いがありました。
しかし、聖書の神はそうではありません。私たちの信じる神は、時には罰し、怖く裁く方ですが、本来は平和の神です。
この平和の神、シャロームの神が平和のためになされることは何でしょうか。それは、平和の反対である悪を裁くことです。

それでは、どのようにして悪を裁くのでしょうか。神様は神であられるお方ですから、一瞬で全ての悪を裁くことは可能です。しかし、主のご計画は別の方法でその事を行なうことでした。それはどのような方法でしょうか。私たちの足を通してなされるのです。

聖書の他の数々の奇跡の箇所を見ても、神様が単独で直接手をくだされる場面はそう多くありません。ほとんどが祭司や使徒、聖徒らを通して神様が働かれています。例えばエリコの周りを周り、角笛を鳴らすと壁が崩れる、モーセが杖を上げると海が割れる、エリヤが祈ると日が降る、弟子たちが祈ると癒やされ、悪霊から開放される等…。
このような事をされる神は聖書の書かれた時代で働きをおやめになったのでしょうか。そんなことはありません。主は昔も今も、永久まで変わらないお方です。主は今もなお、力強く私たちを通して働かれます。イエス様は、聖霊を受けるならイエス様ご自身よりも偉大な御業を行なうとまで言われました。

本来受ける価値の無いものが一方的に受ける有り余るほどの行為を恵みと言います。私たちは自分は力がないと思うかもしれませんが、それは偽りです。もちろん、私達自身にはなんの力もありませんが、私たちの天のお父さんは最高に優しく、最強のお父さんです。この方に願うなら、私たちはなんでも出来ます。このお父さんに私たちのすべてを委ねていきましょう。

「私は、 私を強くしてくださる方によって、 どんなことでもできるのです。」

(ピリピ4:13)

■A:考えてみよう
主は私たちを通して力あることをなされることを学びました。それでは、なぜ、私たちは普段の生活でそれが出来ないのでしょうか。

まず、最初に大切なことは、「自分は神の子である」というアイデンティティを持つことです。自分がどのようなものか、どれほど神から愛されているか。神様が私たちをどれほど希望に満ちた未来に呼んでくださっているか。天に満ちる莫大なものを相続することがどれほど素晴らしい事か。私たちにはどのような神の優れた偉大な力が働いているか。その事を知るなら、恐れはありません。
ぜひ、エペソ1:17-19を何度も声に出して宣言してください。

そして、次は悪魔の声に耳をかさないということです。悪魔はいつも「おまえが神の子なら○○をしてみろ。」「おまえが神の子なら○○なんかできないはずだ」と言ってきます。そのことに同意するか否かは私たちにかかっています。何が本当で何が偽りかを見ぬくことができるためにも、天のお父さんとの親しい交わりの中で、みことばを読み続けましょう。

私たちの罪、咎はイエス様の十字架により廃棄されました。もはや、私たちを攻め立てるものはなにもないのです。この事を共につかみとり、天の父の大きな恵みの中を歩んでいきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しゅん 】

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