■S:今日の聖書の言葉
マルコの福音書4章36節 (エレミヤ36章)
★またこう言われた。「アバ、父よ。あなたにおできにならないことはありません。どうぞ、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願うことではなく、あなたのみこころのままを、なさってください。」
■O:今日のコラム
私達が神の子どもとしてのアイデンティティーを持って生きるのはとても重要な事です。
私達が牧師であったとしても、教会の教職者やリーダーであったとしても、優れたミニストリーをしていても、私達につけられるタイトルが私達の価値を決めるのではありません。どの様な立場に置かれていても神の子どもとして生きる者が居る所に、神の御国がもたらされるのです。
その神の子どもとしての最も優れた模範がイエス様ご自身です。主イエスは、自分でよいと思う事をこの地上で行い、自分の正義を人々に語ったのでは無く、徹底して御父に従い、御父の業をこの地で行い、御父が語られる事だけを人々に語られました。
そして、十字架の道に至るまで徹底して御父の心に従い通しました。ゲッセマネでの祈りは、まさに父と子の親密な関係の中にあって祈られた切なる祈りです。
ここで主イエスは、御父を「アバ父」と言う最も親しい名で呼び、父がどれ程に偉大な方であられるかを宣言し、自分の心の中にある願いを正直に告白します。その上で自分の願いでは無く、御父の願いがなる事を願い求めます。この短い祈りの中に御父との親密さ、神の子としての従順を見る事が出来ます。
今日、私達も主イエスがゲッセマネで祈られた祈りを持って、御父との親密な関係の中に入り、御父の心を求めて祈りましょう。
■A:考えてみよう
今日、私達の必要、重荷を全て脇に置き、ただ御父の心を求めて「アバ父よ」と最も親しい名で主を呼び求め、礼拝と祈りを捧げましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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