■S:今日の聖書の言葉

マタイによる福音書22章2節(詩篇144篇)

★ 天の御国は、王子のために結婚の披露宴を設けた王にたとえることができます。

■O:今日のコラム

マタイの福音書の中には、天の御国に対しての啓示やたとえ話しが多く記されていますが、今日の箇所でイエス様が言われたたとえ話しは心踊る様な御国の啓示です。

それは「天の御国は、王子のために結婚の披露宴を設けた王にたとえることができる。」という内容のものです。

天の父なる神様の最大の願いは王子なるイエス様に、花嫁を迎える事です。

またイエス様が命までもかけて十字架にかかられた目的は、罪に奪われた花嫁を買い戻し、ご自分のものとして聖め、愛の関係を回復する事にありました(その主の愛を理解する為にはホセア書、エペソ5章を読む事をおすすめします)。

また聖霊様の働きの最大の目的は花嫁達をキリストの身丈にまで整える事です。
その為、黙示録の最後で、御霊と花嫁が共に「来てください。」と花婿なる主イエスを待ち望んでいる姿が記されています。

今日のたとえ話しでは婚礼に招かれた客の姿が記されていますが、私達はこの招かれた客よりも、もっと素晴らしい、花婿と共に婚礼の主役となる花嫁として主に呼ばれているのです。

また、このたとえ話しの中で、婚礼の礼服を着ていない客が登場しますが、私達には、花嫁に与えられる、光輝くきよい麻布の衣を着る事がゆるされています(キリストの花嫁の婚礼について詳しく知るにはヨハネの黙示録19章を読む事をおすすめします。)

そして、このたとえ話しの最後に主イエスは「招待される者は多いが、選ばれる者は少ないのです。」と言われていますが、その言葉の通り、祝福や成功、必要や問題解決を求めてイエス様を信じる人は多くいます。

もちろん、始まりはどんな道からでも主につながる事は素晴らしい事です。
しかし、この世の祝福を求める事だけがクリスチャンの最大の目的ではありません。

何よりもの大切なゴール、そして主に忠実に歩む者への報いは、キリストの花嫁になるという事です。私達はこの最も大切な目的から目を離す事無く、イエス様を愛し、主に従い、主を求め続けて歩みましょう。

■A:考えてみよう

「主よ今日、聖霊様で私を満たし、あなたを愛し慕い求める花嫁の心を新たに下さい。」と祈る時を持ちましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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