■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書10章7節(エレミヤ書10章)

★行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい。

■O:今日のコラム
イエス様は弟子たちに、汚れた霊どもを制する権威をお授けになりました。それは、あらゆる病気、あらゆるわずらいを直すためでした。

神様の息子、娘とされた私たちも、弟子たちに与えられたのと同じ権威が与えられています。病に対して大胆に癒しを解き放つことが出来るのです。その具体的なチャレンジが今日の御言葉にあります。

〜行って、『天の御国が近づいた。』と宣べ伝えなさい〜

「行って」とは、主が語られる場所に実際に出て行くことです。また、「宣べ伝える」(宣言する)とは、神様が言っておられることを口に出して言うことです。神様のみことばである約束を告白することであり、神様に同意することです。

実にシンプルでありながら、これらがなかなか出来ないのが本音です。なぜなら、私たちには「持ち物」があまりにも多いからです。イエス様は、弟子たちに持ち物を持たずに行く事を命じられました。

我が家は、生活をシンプルにすることを主から語られ、自分たちの生活に不必要な物を手放していくことを始めました。それは、主から「行って」と言われるタイミングですぐに動けるようにするためです。インテリアも家具も大好きだったのですが、物がなくなると生活スペースが広くなり、不思議と物への執着がなくなりました。また、行動だけでなく、実に心までも自由になるのを感じました。

また、主が「宣べ伝えなさい」と言われる時に、神の言葉を語る準備が出来ているでしょうか。もしも、内側においてたくさんの持ち物(疑い、恐れ、不安、、)を持っているなら、何か起こった時にそれが私たちの第一声となります。内にあるものが外に出るからです。

いつも神の言葉を内に持っているなら、考え、言葉、行動はみことばに支配されていきます。誰も神様に対抗出来ないように、自分自身も対抗出来なくなります。そして、主が「行って」「宣べ伝えなさい」と語られる時に、シンプルに従う事が出来るようになるのです。

御国を解き放つ権威が与えれた者として、マタイ10章で弟子たちが受けたチャレンジを私たちへのチャレンジとして積極的に応答していきましょう。

■A:考えてみよう
自分のために持っている物は、豊かに見えますが、実は思いも行動も不自由にさせます。

「自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。」

(9節)

では、私たちが持つべき物は何でしょうか。

黙示録2章には、「ただ、あなたがたの持っているものを、わたしが行くまで、しっかりと持っていなさい。」とあります。

イエス様が再臨される時まで持ち続けなければならないものがあるのです。

それが何であるか、神の家族で共にシェアしましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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