■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二19章13節

★またアマサにも言わなければならない 。『あなたは、私の骨肉ではないか。もしあなたが、ヨアブに代わってこれからいつまでも、私の将軍にならないなら、神がこの私を幾重にも罰せられますように。』」

サムエル記第二20章5, 11節

★そこでアマサは、ユダの人々を召集するために出て行ったが、指定された期限に間に合わなかった。

★そのとき、ヨアブに仕える若い者のひとりがアマサのそばに立って言った。「ヨアブにつく者、ダビデに味方する者は、ヨアブに従え。」

■O:今日のコラム
2月24日の朝です。今日1日、重荷を主の前にもっていき、主と共に歩んでいきましょう。主に忠実な者となるためです。

アマサさんは、ダビデ王に反逆した息子アブシャロム君の軍の隊長をした男です。ダビデ王は、アブシャロム君を殺した現隊長のヨアブさんを1度降格させ、アマサさんを引き戻しました。この事でダビデ王は、アブシャロム君を支持したユダの人々の心をつかみました。

しかし、アマサさんは隊長として立たされましたが、次の戦いの時に軍を集めることができませんでした。それは、アマサさんが一人に仕えることがなかったからだと思いました。忠実さがないことが、周りに見えていました。優柔不断さがあり、今目に見える自分にとって良いモノに捕らわれていたからです。アマサとは「重荷」という意味があります。アマサさんは、常に自分で重荷を負い、人の評価を求めていました。

一方、ヨアブさんは、ダビデ王のために忠実な者でした。やり方は時に大胆すぎる程でしたが、その奥底には、ダビデ王を「たてあげる」という思いでした。ダビデ王に様々な意見を伝えました。反逆したアブシャロム王子にとどめを刺すことで、アマサさんに将軍の座を奪われましたが、それでもダビデ王がしてもらいたいと願っていることに耳を傾けていました。ダビデ王が謀反者シェバを追うことに、兄弟アビシャイに伝えた命令を聴き、従っていきました。どこまでもダビデ王についていく者でした。最終的には、ダビデ王の全軍の長へと回復していきました。イエス様とペテロさんの関係に似ているかもと思いました。

イエス様は、どこまでも天のお父さんに忠実でした。天のお父さんの思いを聴き、聖霊様に従うことの見本を見せてくださいました。僕らが負うべき十字架の重荷を、イエス様が背負ってくださったのです。忠実な聖霊様が僕らの内側に住んでくださるのです。そして、イエス様は、忠実なペテロさんを祝福し、イエス様をキリスト(救い主)と告白する信仰のうえに教会をたてあげると宣言されました。だから、重荷を主の前にもっていき、主と共に歩んでいきましょう。

■A:考えてみよう
主の前に、自分の主に忠実になれない甘さをもっていきましょう。自分の重荷を主の十字架の前にもっていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひろみち 】

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