■S:今日の聖書の言葉
使徒2章46-47節(エレミヤ2章)

★そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。

■O:今日のコラム
主が帰って来られる前に、回復されなければならないものがあります。
いろいろな捉え方ができると思いますが、今日は三つの視点からそれを握り、そのために、祈り、また、そのために出来る事を、ひとりひとりつかんで実行して行けたらと願います。

1. 主とのさらに親密な関係 「神を賛美し」

2章の初めには、聖霊が最初に注がれた時のことが書かれています。
聖霊が来られて、まずしてくださったことは、一人一人の心の目を開いて、「神の大きなみわざ」を悟らせることでした。真理の御霊が来られると、私たちの心に光が差し込み、思いが開かれ、主の御顔にある栄光、御臨在の麗しさ、慕わしさを仰ぎ見ることができるようになります。
御言葉の甘さ、美味しさを味わえるようになり、主が語ってくださるその御声に、大きな驚きと喜びが与えられます。

「世の宝も、富も、有名になることも、人の褒め言葉も、どんな美しいものも、自分の心をもはや惹くことはない、キリストにはとてもかえられない。」という内容の素晴らしい聖歌がありますが、これは、「地獄に行きたくないから、世の中の楽しいことに目をつぶって、我慢している」のとは全く違います。聖霊が注がれた時に現実に起きる心の喜び、満たしであり、主との生きた交わりです。

私はこれをほんの少しですが味わいました。そして、イエス様中毒になりました!もっともっと、主を知りたい!

主は私たち一人一人が、垂れ幕の向こう側まで行くこと、主が語ってくださる場所にまで進んでいくことを願っておられます。イエス様が、とてつもない代価を全て完全に支払って、この特権を買い取ってくださったのですから、ぜひとも、至聖所の奥まで入って行きましょう。そして、主の言葉を聞きましょう。
主の言葉を正確に具体的に聞いている人たちは今もいます。私たちも飢え渇いて、求めて行きましょう。

2. お父さんの家の回復 「毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真心をもって食事をともにし」

「お父さんの家」、は、「祈りの家」ですが、一人一人の信者が個人的に神様に祈るだけの場所ではありません。お父さんの家は、神の家族が「一つになって」「ともに集まる」ところです。

私は、聖書の中の「徳を高める」という言葉が大好きです。
ギリシャ語では「オイコドメ/オイコドメオ」という言葉で、建物、とか建て上げる、築き上げる、という意味です。(ちなみに、家は「オイコス」。)

愛、そして、聖霊の賜物が、建て上げるための力強い道具です。

「知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。」1コリント8:1

「兄弟たち。では、どうすればよいのでしょう。あなたがたが集まるときには、それぞれの人が賛美したり、教えたり、黙示を話したり、異言を話したり、解き明かしたりします。そのすべてのことを、徳を高めるためにしなさい。」1コリント14:26

「あなたがたも生ける石として、霊の家に築き上げられなさい。そして、聖なる祭司として、イエス・キリストを通して、神に喜ばれる霊のいけにえをささげなさい。」1ペテロ2:5

私たちが内に住まわれる聖霊によって、愛を表し、預言や啓示、教え、賛美をもって人を建て上げ、励ます時、建てておられるのは、主イエス御自身なのです!

「ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。」マタイ16:18

集まってともに祈り、主を賛美し、礼拝する中で、また、ともに食事をし、聖餐式をし、助け合う中で、愛があふれ、さまざまな霊の賜物が働く時、主がお父さんの家を建て直してくださいます。

3. 子どもたちを家に連れて来る  「主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださった。」

主を慕い求めて、主の麗しさに触れれば触れるほど、また、神の家族の中にある楽しみ、喜び、愛を味わえば味わうほど、このお父さんを知らずに、孤児となって、この世で迷子になっている人たちを、何とかして、お父さんのところに連れて帰らなければ!と心に迫られます。

私自身は、今までの失敗の経験、拒絶の経験から、次第に福音を語らなくなってしまっていた者でした。心の中に、魂に対する情熱はずっとあったのに、その聖霊様の熱い思いを、自分の恐れや言い訳によって押さえ込んで来たことに気づきました。
しかし、悔い改めました。今は、自分を保つ(失敗しない、笑われない、拒絶されない)ために、黙っている時ではない、と感じ、日々、聖霊の助けを求め、一歩ずつですが、また福音を伝えられるようになって来ています。

「このような姦淫と罪の時代にあって、わたしとわたしのことばを恥じるような者なら、人の子も、父の栄光を帯びて聖なる御使いたちとともに来るときには、そのような人のことを恥じます。」マルコ8:38

これは、私が迷っていた時に、思い出された御言葉です。そのことを感謝しています。これによって、私は福音を伝え、その人は救われました。

「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。」ローマ1:16

■A:考えてみよう
今日信仰によって、神様に近づきましょう。主の御臨在を感じない、という時も、諦めずに、慕い求め続けましょう。妨げになっているものがあるなら、示して、取り除いてください、主よあなたをもっと知りたいです、と求め続けましょう。御臨在を感じてもすぐにその場を離れないで、御声が聞こえるところまで、進んで行きましょう。

神の家族と共に集まりましょう。教会(兄弟姉妹・リーダー・牧師)は自分に何をしてくれるのか、という動機で近づくレベルを乗り越えて、私のうちにおられるキリストによって、私は兄弟姉妹に何をもって仕えることができるだろうか、と考え、示されることを実行してみましょう。
聖霊の賜物を求め、解き放ち、愛をもって人を励ましましょう。

今日神様の目で人を見ることができますように、と祈って出かけましょう。声をかけるきっかけを主が与えてくださいますように。聖霊が働いてくださり、癒しを行わせ、信仰を解き放つ知識の言葉、知恵の言葉、預言の言葉が与えられるよう求めましょう。イエス様の愛を伝えていきましょう。

■P:祈り
主よ、御そばに引き寄せてください。あなたの臨在の中で安息させ、御声を聞かせてください。
あなたからいただいた愛をもって、賜物をもって、兄弟姉妹を建て上げさせてください。
また、同じ愛、賜物をもって、お父さんの子どもたちを、お父さんの家に連れて帰ることができるように、助けてください。イエスキリストの御名によって祈ります。

【 ともこ 】

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